連載「YouTube with her」第七回:ハリセンボン
村重杏奈「再生回数は気にしない」 “YouTubeとの向き合い方”を明かす
テレビで気になった人が見てくれるような場所に
――バラエティ番組とYouTubeで、話し方は変えているのでしょうか?
村重:そうですね。でも、YouTubeでよく見るユルいトーク、カメラに語りかけるような話し方ができる人って、未だに憧れます。プライベートでも仲のいい丸山礼ちゃんとかすごいんですよ。
それに対して、村重はテレビに慣れてしまっているので、リアクションが返ってこないと不安になっちゃいますもん。YouTubeを始めたばかりの頃は「あれ、これつまんないかも」と思って何度も撮り直すこともありましたし。最近は相手のリアクションを見られるように、マネージャーさんがカメラの近くにいてくれるんです。
――話し方以外に差別化していることはありますか?
村重: YouTubeよりもテレビに出たのが先だったのもあって、初出しのエピソードはまずテレビで話すと決めています。それからテレビではちゃんと気を張っているつもりなのですが、YouTubeではちょっと気が抜けた瞬間も映したりしています。
――テレビよりも視聴者との距離感が近いのも特徴かと思います。
村重:そうですね。「元気がなくて村重のYouTube見て元気出そうと思ったら過剰摂取しすぎた」みたいなコメントをもらったときには、「センスやば」と思いました(笑)。一方でアンチコメントに関してはまったく気にしていないですね。こんなに人間が好きな村重でさえ苦手な人がいるのは、しょうがないよなと。
――今後、YouTubeとテレビの活動の比重はどうしていきたいと考えていますか?
村重:あくまでもテレビを土台として、テレビを見てくれた方が「もうちょっと知りたいな」と思って、村重のYouTubeやSNSをチェックしてくれたら嬉しいなと思っています。YouTubeは自分で発信して見せられるメディアだと思っているので、いろんな層の方に届けたいです。
再生回数は気にしない。「楽しんで撮る」のが一番
――いま一番人気の動画は、指原莉乃さんと宮脇咲良さんと一緒に撮影したものかなと思うのですが。
村重:あれは、咲良の卒コンのとき、さしさ(指原)が「カメラ回していい?」って。それに便乗して撮りました。
――あそこまで伸びると思っていましたか?
村重:最近まで200万回も再生されているなんて知りませんでした。ふたりのパワーがすごいですよね。たくましく育った“さしちる”仲間の咲良と、さしさんとの動画が多くの人に見られることはすごく嬉しいです。
――一方、再生回数が伸びない際には、どのような気持ちになりますか?
村重:「だよね」と思うことが多いです。自分の中でうまくいった動画のほうがやっぱりバーって伸びて、「うーん」と思いながら撮ったやつほど回らないので。気にしてるっていうよりかは、もっと楽しんで撮ろうって思うようにしています。
――参考にしているYouTubeタレントさんやYouTuberさんはいますか?
村重:やっぱり丸山礼ちゃんですかね。それから、最近大好きでよく見てるのは、タキマキ(滝沢眞規子)さんのチャンネルです。
Instagramとはまた印象が違って、YouTubeはすごく親近感が湧くんですよね。「あ、うちのママと変わらない」って思う瞬間もあるし、ちゃんと芸能人としていい意味での“突き放し感”もあって。こういうふうにギャップがある人になりたいなと思って見ています。いまの目標は、タキマキさんに認知してもらえることですかね。
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