『今日好き 夏休み編2024』6話ーーアシメ変顔で“バズった”女子はカップル成立なるか?
せな×りあ、告白の結果は?「これからもずっと、りあの笑顔を隣で見てたい」
前回の5話終盤、せな(黒木聖那)が“フライング告白”の覚悟を決めたのが先週のこと。あれから1週間が経ち、SNS上でさまざまな考察が飛び交っていた。
「りあ、行こう」。せなの誘いに驚きを隠せず、1度目の声かけでは立ち上がれなかったりあ(米澤りあ)。彼女から滲み出るニヤニヤ顔を踏まえるに、“これはカップル成立するのでは?”と噂されていたが、このふたりなら間違いなく幸せなカップルになってくれるはずということ。なぜなら、せなが変わったから。前回の旅でならまだしも、本当の姿を取り戻した彼と一緒であれば、どんなことだって成し遂げられると信じてみたくなる。
ひとつ付け加えるならば、せなはりあだけでなく、自身を慕ってくれるりのん(多田梨音)の存在についても深く考えたはずである。きっと、多少なりとも迷いもあったことだろう。りのんの立場にしてみれば、せなが告白した時点で、カップル成立可否に関わらず、自身の好きな人は旅を終えることになる。どちらにせよ、思い通りな恋の終わりにならなかったのは間違いない。
いよいよ、告白。「僕の気持ちをいますぐに、正直に伝えたいと思って呼びました」「これからも、りあとずっと一緒に笑ってたいし、これからもずっと、りあの笑顔を隣で見てたい。だから、僕と、付き合ってください!」。告白の言葉も、せならしくストレートだ。それでは、結果は……?
りあの返事は、こうだった。「せなくんと出会ってからしばらく経ったけど、いまのせなくんがいちばん面白いし、大好きです。お願いしますっ!」。
りあの方からも差し出される手。晴れて、カップル成立である! 正直なところ、せなの告白を聞いているときの、りあの幸せそうな顔ったらありゃしない。筆者は一視聴者ながら、ふたりを見守っていてカップル成立を疑わないくらい不安がなかったし、「りあ、行こう」の段階で答えはわかっていた。だが、せなの手を早く握りたくてうずうずするりあのもどかしい表情を見たり、とてもよい言葉の流れが続いた告白をいざ耳にしたりすると、これほどまで幸せな気持ちを分けてもらえるのだとは。『プサン編』『ホアヒン編』と、2シーズンの谷間を超えて、久しぶりのカップル成立というのも、またうれしいものである。
また、りあの表情に注目するならば、感情が顔に出る女子ほどありがたいものはないだろう。まず第一に世界でいちばんかわいいし、それは今後、お付き合いをするなかで、たとえば喧嘩したとき。心にモヤモヤを蓄積させる前にせながそれに気づき、上手く解消をする助けになるはず。“なんで気持ちをわかってくれないの?”の発動回数を抑えられるなんて、彼氏からすればありがたいことこの上ない。これまで、場の賑やかしをしようとおちゃらけながら、心の奥の乙女心を見せてこなかったりあ。そんな彼女が素を出せる存在を見つけられたなんて、とても素晴らしいことではないだろうか。りあはやはり、乙女でしかなかった。
せなりあカップルは“バカップル”間違いなし? カロリー過多なLOVEを届けた初デート
思えば、前回の『ホアヒン編』にて、第一印象で気になった相手として、自身のタイプである“王子さま”系ルックスなせなの名前を挙げていたりあ。彼の方もまた『ホアヒン編』終了後の1か月間、りあの存在が「気になって」いたという。きっと運命とは、こういうことを言うのではないだろうか?
さてカップル成立後、初めてのハグを経て「めっちゃ包容力って感じ」と感想を伝え合うも束の間、ほかメンバーが待つ宿泊先に戻り、カップル成立を報告することに。筆者は先ほど「このふたりなら間違いなく幸せなカップルになってくれるはず」と綴ったが、そう信じたのには理由がある。
というのも本来であれば、こうした成立報告の場面では、男子は男子、女子は女子同士でエールを送り、旅の別れを分かち合うことがほとんど。だが、せなはわりと早い段階で「さっき、僕に正直に気持ちを伝えてくれた人がいて。その人のおかげで、僕もりあに、気持ちを正直に伝えることができました。ありがとう」と感謝を届けたのである。これこそ、今回の旅で見せてくれた、せなの本当の人柄。そんな優しさを持ち合わせているのだから、“せなりあ”カップルの行く末には希望しか見えない。
ちなみにカップル成立後、初デートとして夜の遊園地に繰り出したふたり。テンションMAXのまま、観覧車で当たり前のように手を繋ぎ、付き合った後の連絡頻度を話し合い、りあの希望で“頭ぽんぽん”とダイナミックなハグをして……“りあ、さすがに溶けるんじゃね?”と思わされるくらい、カロリー過多なLOVEを補給してくれた。
ただ途中、せながりあの顔を覗き込んだ瞬間、『今日好き』の校則違反ことキスを予感させたが、さすがにそれはなく。とはいえ本人たちも「バカップルやん」と惚気ていたとおり、正真正銘のバカップル誕生である。ありがとう、バカップル。バカップルよ、永遠であれ。また今後、りあが溶けたら教えてください。本当にありがとうございました。