『I-LAND2』から「izna」がデビュー オーディション番組から羽ばたいたK-POPガールズグループ紹介
Mnetの人気オーディション番組『I-LAND』シリーズの最新作『I-LAND2:N/α』が、ついに迎えたファイナル。グローバルスター・ENHYPENを生み出した前作に続き、新たなグループの誕生に世界中のK-POPファンの注目が集まった。
ABEMAにて日韓同時・国内独占無料放送した最終回では、厳しい競争を勝ち抜いたファイナリストたちの中から、デビューメンバーが決定した。選抜方法は、I-MATE(視聴者)投票で5人、プロデューサー投票で1人を選出するという形式を採用。投票システムは事前に行われたFINAL SAVE VOTE投票と生中継中のFINAL SAVE VOTE投票結果を合算し、さらに韓国投票とグローバル投票をそれぞれ50%ずつ反映させるという、緻密で公平性を重視したものだった。
メンバー発表は緊張感漂う中で進行し、I-MATE投票の結果順に名前が呼ばれていった。4位のココを皮切りに、3位ユン・ジユン、2位バン・ジミン、そして1位に輝いたチェ・ジョンウンが発表。続いて5位のユ・サランが選出され、プロデューサー投票枠としてマイが加わった。
【パフォーマンス】1:1ポジションバトルで披露した「IWALY」をファイナリスト全員で✨@ABEMA で視聴中
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さらにTAEYANGを中心としたベテランプロデューサー陣の判断により、チョン・セビが7人目のメンバーとして追加選出。これにより、多彩な個性を持つ7人組としてデビューすることが決定した。番組から誕生した新グループの名前は「izna(イズナ)」に決定。この名前には「いつでも、どこでも、なんでも、すなわちそれは自分(N/α)」という意味が込められており、メンバーたちの多様性とこれからの可能性を表現している。
近年、こうしたオーディション番組からの華々しいデビューを筆頭に、K-POPシーンは新たな才能の台頭で盛り上がりを見せている。特に注目を集めているのが、BABYMONSTER、ILLIT、そして日本からはIS:SUEなど、それぞれ独自のコンセプトを持つガールズグループだ。
BABYMONSTER:『Last Evaluation』
まずは、韓国出身のアヒョン、ラミ、ローラ、タイ出身のパリタ、チキータ、日本出身のルカ、アサという7人で構成される多国籍グループ・BABYMONSTER(ベイビーモンスター)。
デビューメンバーの選考過程は、リアリティ番組『Last Evaluation』として公式YouTubeチャンネルで全世界に公開され、大きな注目を集めた。番組では、2チームに分かれてのパフォーマンスやソロステージ、7人合同でのパフォーマンスなど、多様なミッションに挑戦する姿が映し出された。BLACKPINKのジェニーが練習室を訪れ、後輩たちにアドバイスと激励の言葉を送るシーンも話題を呼んだ。
2023年5月14日には、プレデビュー曲「DREAM」を発表。この楽曲は、米ビルボードの「Hot Trending Songs(ホット・トレンディング・ソング)」チャートで1位を獲得し、デビュー前から彼女たちの潜在力の高さを証明した。
YGエンターテイメントは彼女たちを「数年にわたる選考を重ねて最終的に残った7人」と紹介。厳しい選抜を勝ち抜いた実力と、多国籍メンバーによる多様性を武器に、BABYMONSTERは令和のK-POPシーンを牽引する存在となっている。