“ムーディ勝山と犬”の写真、なぜ突如バズった? 本人&写真家に聞く

“ムーディ勝山と犬”の写真、なぜバズった?

SNSを通じて“ほっ”とさせる笑いを

──いままで印象に残っている声などはありますか?

ムーディ勝山:僕たちの投稿に対して、「Xってこういうのでいいんだよな」って言ってくれた方がいたんです。最近はSNSも攻撃的な投稿とか、炎上なども多い時代じゃないですか。そんななかで、こういう誰も傷つけないクスッと笑えるような投稿だから、たくさんの人に反応していただけてるんじゃないかなと思うんです。

 コメントで「平和な投稿だな」とか「元気もらってます」「毎日見るのが日課になってきた」という声をいただいてて。「悔しいけどフォローした」というコメントには思わず心のなかでツッコミましたけどね。なんで悔しいねん!って(笑)。

一同:(爆笑)

ムーディ勝山:だから、最近は僕たちの写真を見て癒されたり元気を出している人がいるのかなと感じています。

大竹:SNSで反応をもらったり、糸井さんや星野さんの反応を知って僕たちも元気になりました。あと僕から見て、ムーディさんって誰が見ても嫌な気がしないと思うんですよね。品があるんです。もちろん誰もが知っている芸人さんというのもありますが、上品さというか、エレガントさがあるんです。だから年配の方から若い人まで、幅広い世代に受け入れられているんじゃないかと思います。

ムーディ勝山:星野さんのラジオで紹介してくれたのも、18歳のリスナーの方みたいなんです。その世代って、僕が売れていたときに僕をテレビで見ていた世代ではないんですよね。僕のことを“知らなくてもおもしろい”写真になっているからこそ、広がっているのかなと思います。

 それもあって、タイトルにはムーディ勝山ではなく“ムード歌謡歌手”と書くようにしています。僕のネタを知ってても知らなくても、おもしろいなと思って欲しいので。

──誰も傷つけない、知らなくてもおもしろい。いろんな要素が合わさって、温かい広がりを起こしているんですね。これからの投稿も楽しみです!

大竹:写真展とかもいつかできたらいいですね。

ムーディ勝山:ずっと言ってるのは、スキー場でマイクを持ちながら滑っている写真を絶対撮りたいです。めっちゃおもしろいだろうな。

大竹:コーラス隊も連れて行こう!(笑)

クロちゃんが大事にしている“島田紳助からの言葉” FIREBUG 佐藤詳悟に語った「芸人としてのスタンス」

「おもしろい人=タレント」の才能を拡張させる“タレントエンパワーメントパートナー“FIREBUGの代表取締役プロデューサーの佐藤…

関連記事

インタビュー

もっとみる

Pick Up!

「インタビュー」の最新記事

もっとみる

blueprint book store

もっとみる