朝倉未来アイドルプロデュースに“売上1億円キャバ嬢”登場 「夢の方が大切」『Dark Idol』3・4話
6月27日に配信された3話、4話では前回に引き続き1st Stageタイマンバトルが行なわれた。タイマンバトルとは、それに先駆けて行なわれた第一印象だけで40名をランキング化するファーストランキングの1位と40位、2位と39位……というように、ランキングの上位と下位が歌、ダンス、フリーアピールの3ジャンルで1分間対決するというもの。
今回も目が離せない展開に。まずはアイドルとしてデビューする目前で白紙になってしまった4位の栗原きほと、置換被害に遭い続けた過去を持ち、今度は私が生きる意味になりたいと意気込む37位の西島りおの対決。ここで西島は歌、そして、ダンス、フリーアピールすべての分野で相手に食いつき、元AKB48の総監督・横山由依、新しい学校のリーダーズなどの音楽プロデューサーの松隈ケンタの票を獲得。会場に集まった観客を1票とするAudienceの投票結果もかなりの接戦となった。結果としては、惜しくも下剋上が実現せず、栗原が勝ち上がったのだが、審査員からの評価は自己アピールできていると上々。
また、アイドル経験者と人気オーディション番組の経験者による対決も。二度のアイドル経験を持つ19位の長與玲花、Nizi Projectの東京合宿まで参加した22位の谷屋杏香だ。審査員ジャッジは2対2と表が割れる結果に、しかし、Audience票は谷屋が獲得したため、19位の長與が敗退することになった。
今回のサプライズ参加者といえば、9位の星野ティナだろう。星野といえば、六本木の人気キャバクラで働く月間1億円を売り合えるキャバ嬢。もともとは6年間アイドルをやっていた星野は、再びアイドルとしての夢を追い求めることに。「キャバクラに未練はない」「夢の方が大切」とまっすぐな目で言い切った。32位の小山えりかとの戦いの結果、審査員とAudienceから4票を集め、星野が勝ち上がった。これについて星野は「実力というよりも、華があるかどうかなのかな。笑顔とか愛嬌とか」と冷静に分析した。
ラストに行なわれたのはAKB48最終審査まで行くも親の反対で夢をあきらめてしまった20位の早坂この実とバイトAKBとしての経験を持つ21位木下真佑。ここで印象的だったのは、木下が早坂のステージの際にも観客を盛り上げるように煽っていたこと。オーディエンスを巻き込む力が評価され、5票全部を自分のものにする下剋上を見せた。
次週はグループバトルが行なわれる模様。果たして2時間という限られた時間の中で、参加者は一致団結し、次のグループへとコマを進めることができるのか。見守っていきたい。
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