『Apex Legends』配信も好評の新星Vライバー GanGun Girls・久那式リンに聞く“これまでとこれから”

 ここ数年、バーチャルの姿で配信活動をするライバーたちが急増しているが、彼ら/彼女らが多く配信しているコンテンツのひとつが“ゲーム実況”だ。そのなかでも特に多いのがFPS・TPS系ゲームの配信。2010年代後半以降、急速にユーザーを増やしていること、気軽に参入できるが極めるまでは奥が深いところなど、多くの要素が噛み合った結果、配信する側/見る側の需要と供給が一致したジャンルといえる。

 そんなFPS・TPS系のゲーム×バーチャルライバーという掛け合わせにおいて、斬新な動きを行っているのがVライバーユニット「GanGun Girls(ガンガンガールズ)」だ。ライブ配信アプリ『17LIVE(イチナナ)』が「武士来舞(BUSHILIVE)」の次に立ち上げたグループで、その名の通り(?)FPS・TPS系のゲームが得意なライバーたちが集まっている。

 そのなかでも突出したゲームスキルを誇り、『Apex Legends』などの配信を通じてリスナー(ライブ配信視聴者)と積極的に交流を行っているのが、久那式リン(くなしき りん)だ。今回は彼女のルーツやVライバーとしてデビューしたきっかけなどについて聞いてみた。

ーーまずは久那式さんがVライバーとして活動することになったきっかけについて教えてください。

久那式リン

久那式:元々ゲームが大好きで、お喋りはそんなに得意ではないのですが、人と話すのは好きだったので、「大好きなゲームをしながら、人と楽しくコミュニケーションをとることができるなんて最高じゃないか!?」とVライバーに興味をもったのがきっかけです。

 そこからゲーム配信をメインに活動されているライバーさんの配信や切り抜きを見始めるようになり、わたしも挑戦してみたいと思って「GanGun Girls」のオーディションに応募しました。大変なこともありますが、いまは毎日とても楽しく活動できているので、挑戦して本当によかったと思っています。

ーーGanGun Girlsのメンバーに選ばれた時の気持ちを教えてください。

GanGun Girls

久那式:選ばれた時は、まさか自分が選ばれるとは思ってもみなかったので、喜びよりも驚きの方が大きかったです。自分ができる最大限の努力はして「GanGun Girls」のオーディションに挑んだのですが、自信はあまりなくてトントン拍子で2次、3次、と進んだ時は何がなんだか分からない状態でした。選ばれてからデビューするまでの期間は、デビューする実感があまり湧かなくて夢の中にいるような気持ちでしたね。

ーー実際にユニットのメンバーとして活動してみて、ソロ活動との明確な違いを感じることはありますか?

久那式:5人それぞれ個性があって楽しいです!メンバーと配信するとソロで配信するのとはまた違った雰囲気になったりするみたいです。リスナーさんにも「他のメンバーと絡むとこんな感じなのね」と言われることもあるので、ぜひメンバーとのコラボ配信や、所属プロダクション「NexuStella(ネクサステラ)」の番組も見てみてほしいです。それから、配信や活動の中で生まれる不安や悩みはいつもメンバーに相談しているので、わたしの心の支えになっていてとても心強いです。

ーー17LIVEでの配信について、リスナーさんとの交流で印象に残っている出来事は何でしょうか? 当時のエピソードを含め、詳しくお伺いできると嬉しいです。

久那式:17LIVE配信の良いところは配信者とリスナーさんとの距離がとても近くてお話しやすいところと、温かいところだと思っています。わたしはYouTubeをメインで活動しているのですが、どれだけ久しぶりに配信しても、いつ配信しても、リスナーさんが温かく迎えてくれてとても嬉しいです。

 この間久しぶりに17LIVEで雑談配信をして、正直なところ誰もきてくれないかなあ……なんて思っていたのですが、その時もたくさんのリスナーさんが配信に遊びにきてくれたのが嬉しくて、とても記憶に残っています。「いつでも待ってるよ」など温かい言葉で迎えてくれるリスナーさんばかりで感激しました。

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