ENHYPENにZEROBASEONE……“オーディション番組出身”ボーイズグループの活躍をおさらい

 日本国内のみならず、世界各国で勢いのあるK-POP ボーイズグループ。その成り立ちはさまざまだが、オーディション番組発のボーイズグループの盛り上がりは、現代の音楽市場を語るうえで切っても切り離せない。

 今回は、ABEMAで放送されていたオーディション番組発のボーイズグループの活躍を紹介。いま一度、グループ結成までの軌跡やこれまでの活躍をおさらいしよう。

ENHYPEN:日韓同時放送された『I-LAND』にて誕生

ENHYPEN (엔하이픈) 'Sweet Venom' Official MV

 今年25周年を迎える夏の音楽フェスティバル『ROCK IN JAPAN FESTIVAL 2024』への出演が発表されたENHYPEN。同イベントへのK−POPアーティストの出演は、2013年のCNBLUE以来とあり、今改めて注目を集める彼らはオーディション番組出身のグループだ。

 ENHYPEN誕生のきっかけとなったのは、2020年に日韓同時放送されたオーディション番組『I-LAND』。同番組は、理想のアイドル誕生のために特別に設けられた空間で、世界各国から集まった練習生がデビューしていくまでの過程を描いた観察型リアリティ。ENHYPENは、そこで勝ち残った7名によって形成されたグローバルアイドルグループなのだ。

 現在開催中のワールドツアー「FATE PLUS」の日本公演として、2024年6月11日から埼玉・福岡・広島・愛知・宮城の全5都市11公演を巡る予定の彼ら。自身最多となる公演数の日本ツアーを通して、さらに多くの層を魅了するのではないかと期待が高まる。

ZEROBASEONE:視聴者投票を採用した『BOYS PLANET』にて誕生

ZEROBASEONE (제로베이스원) 'Feel the POP' MV

 韓国の音楽専門チャンネル・Mnetにて放送されたサバイバルオーディション番組『BOYS PLANET』は、視聴者からの投票によって勝ち残りが左右するオーディション番組。

 ZEROBASEONEは、このオーディション番組を勝ち抜いた韓国国籍6人、中国国籍2人、カナダ国籍1人の合計9名で形成された多国籍グループである。

 2023年7月10日に 1stミニアルバムにてデビューした彼らだが、2024年3月20日にはシングル「ゆらゆら ー運命の花ー」で日本デビュー。

 今年5月13日に3rdミニアルバム「You had me at HELLO」でカムバックした際には、発売初日に100万枚の売上を記録。いままさに勢いのあるグループだ。

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