紺野彩夏、短かった“新婚生活”を振り返る この1年は「よりリアルに結婚を想像するようになった」

紺野彩夏、短かった"新婚生活”を振り返る

『わた婚』出演をきっかけに、結婚観がどんどん具体的に

ーー『わた婚』への出演を振り返って、意識していたことなどはありましたか?

紺野:よくも悪くもですが、かなり素に近い状態で出演していたので、意識していたことはあまりないですね。ただ、自分の意見は口に出してしっかり伝えるタイプなので、としきにもしてほしいことを色々伝えていたと思います。今シーズンでは白間(美瑠)さんが、素直に自分の気持ちを伝えているのを見て、可愛いし素敵だなと思いました。伝えることで関係は進展していくと思うので、怖がりすぎず素直に自分の気持ちを言うことは大切なのかなと思います。多分、実際の結婚生活でもそうなのかなと。

ーー2組の夫婦の関係も、もうすぐ終わりを迎えます。紺野さんは、撮影が終わって日常に戻っていくとき、どんな感覚でしたか?

紺野:最後にとしきに渡したお手紙にも書いたんですけど、彼のおとぼけ感は私の中でもすごく新鮮で面白かったので、その姿が急に見られなくなることに寂しさを感じていました。それまで毎日一緒にいたのに、急に隣からいなくなってしまうので……。

ーー前回取材させていただいたときにも「出演によって結婚観が変わった」と語られていましたが、出演から1年経って、価値観に変化はありましたか?

紺野:あったと思います。ここのところ仲のいい先輩方が続々とご結婚されているので、色々と考えさせられることが多いんです。結婚に対してはもともと、ちょっとした憧れがある程度でしたが、『わた婚』に出演して、今年は身の回りで素敵な夫婦と話して、より具体的なイメージを持つようになりました。

ーーリアルな理想が固まってきたということですか?

紺野:そうですね。きっと1人でも生きていけるくらい自立した2人が、一緒にいることでさらに強くなれるような、そんな夫婦関係に憧れるようになりました。それに、河北(麻友子)さんもご結婚されているので、色々と話を聞いて、2人で新しいことに挑戦し続けられるような関係もいいなと。『わた婚』と関わる前は、全くイメージできなかったことですね。

「わた婚ならではの魅力」は選ばないタイプの人と過ごすことでの“発見”

ーー『わた婚』との関わりのなかで、紺野さんは「変わった」のでしょうか?

紺野:根本は変わっていないと思います。だけどはじめての結婚生活と、結婚生活を送っている人々の話を聞けたことによって、自己分析が深まったというか……自分がどんなことを楽しい、心地いいと感じるのかを知ることができました。

ーーシーズン4で夫となった、瀬戸さんの影響も大きいですか?

紺野:としきは、本当に自分の周りにいないタイプの男性だったんですよ。学校でクラスが一緒になっても、いままでなら友達になってなかったと思います。ただ、そういう人と過ごす自分がどんななのかも知らなかったから、発見はすごく多かったです。自分では選ばないタイプの人と過ごすからこそ、自分にも相手にも発見がありました。これは、『わた婚』ならではの魅力ですよね。出演時は、私も周囲から「いつもと違う感じだった」と言われました。

ーー最後に、MCとして出演された7〜8話の見どころはどこですか?

紺野:私は普段の永田くんと百瀬くんを知っているので、彼らの成長を見どころに感じましたね。特に、百瀬くんが急に男らしくなっていくところで、堀(未央奈)さんも少し成長していくんですよ。特に7話はダブルデート回なので、2組の夫婦がお互いに作用し合って変化していく様子が見られると思います。化学反応が起こる瞬間をぜひ、見届けてください。

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