ぶいすぽっ!のクラッチクイーン・胡桃のあ&猫汰つな 『RAGE VALORANT』に挑むメンバーたちを掘り下げる
日本語を使いこなす猫汰 いよいよ日本移住で活動がさらに活発に?
そんな猫汰つなだが、じつは生まれつきの韓国育ちであり、韓国語・日本語を使い分け、他の言語も多少しゃべることができるマルチリンガルでもある。
とあるカジュアル大会に出場した際に、チームメイトとなったプロゲーマー・1TAPPYとReyzyGGから「つなさんも韓国に住んでいるんですか? 生まれつきですか?」と質問を受けた際に、猫田本人がハッキリと答えている。
思わぬ告白に2人とも「えっ!? 日本語うっま!」「全然わからなかった…!」と驚きを隠せなかった様子。
「いまじゃ日本語に慣れすぎてて韓国語のほうがヘタクソ」
「おじいちゃんとおばあちゃんは韓国人じゃなくて、クオーター系です」
このように次々と話す猫汰つな。漢字を不自由なく読めるだけではなく、日本のポップカルチャーにも詳しい。彼女の配信を覗いてみると、数年で覚えたとは到底思えないレベルで日本語を使いこなしている。
最近行われている『RAGE VALORANT 2024 feat.VSPO!』の練習中、先輩・八雲べにから「どうやって日本語を覚えたか?」「どれくらい勉強したか?」と問われ、こう答えている。
「みんなと遊びながらじゃないかな。意識が高かったときはYahoo!ニュースを毎日読んでた。配信者の人と遊んでもゲーム以外の話題にならないけど、Yahoo!ニュースだと日常の話題が多いから、知らない言葉がいっぱいあった。4年ぐらいは勉強したかな……?」
ぶいすぽっ!の同僚・友人のストリーマーの多くは日本語話者が大半であり、彼女の配信でも主に日本語が使われている。普段から数時間以上にわたって日本語で会話をし、日本語のコメントを拾って配信をするのだから、「韓国語で話すよりも日本語で話すほうが楽」となってしまうのも頷ける。ちなみに、ぶいすぽっ!内で催された学力テストでは、国語の点数が他メンバーよりも上回ったこともある。
彼女が韓国から日本への移住を報告したのは2024年3月9日のこと。ビザの取得や引っ越しにはぶいすぽっ!運営が大きく尽力し、念願かなっての日本移住となった。
3月19日には同僚の英リサ・橘ひなの両名が新居を訪問し、3月24日以降は日本の新居からの配信活動を本格スタートした。
「初めての一人暮らしを海外でするってなって、母親が反対してた。でも言語の壁ってもうほとんどないし、一人暮らしをして親がどんだけ偉大な存在かをわかってもらえると思うって親が言ってて、許してもらえた」
「活動する(国内外で)内容はそこまで変わらないのになんで日本に来るかっていうと、今まで(日本での)仕事で何度か数日お休みをもらってたことがあると思うけど、忙しい時は月1回か2回くらいのペースで配信を休んでて、それがまず嫌だった。あとは3Dも手に入れてスタジオもあって、(日本に来れば)活動の幅が全然広がっていきそうだなと思って引っ越すことを決めた」
このように語っているとおり、彼女には明るい未来が待っている。さらに配信の頻度も増えていくであろう猫汰つな、今後の活躍に注目だ。
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