西村歩乃果がMRゲームの魅力を語る 『怪獣デコード ハイスコアチャレンジ in 東京タワー』スペシャルトークイベントレポート

東京タワー『怪獣デコード』トークイベントレポ

 3月30日から4月1日にかけて、MRゲーム『KAIJU DECODE -super multiverse MR-』を無料体験、限定グッズを手に入れることができるイベント『怪獣デコード ハイスコアチャレンジ in 東京タワー』が開催中だ。

 『KAIJU DECODE -super multiverse MR-』は、2月22日に発売されたMR(複合現実)ゲームだ。2021年発表の『KAIJU DECODE 怪獣デコード』 プロジェクトを原作とした作品で、XRヘッドセット『Meta Quest 3』や『Meta Quest Pro』などに対応している。

 本作最大の特徴は、円谷プロと東映アニメーションの作品に登場する様々なキャラクターや怪獣たちが、MR技術によって現実世界の空間を突き破り、迫力の演出とともに現れること。宇宙から侵攻してくる彼らを、『KAIJU DECODE 怪獣デコード』に登場する守護神「ウーク」と協力して、撃退していくのが主な内容だ。

KAIJU DECODE PV

 3月31日には、秋元康プロデュースのアイドルグループ「ラストアイドル」の元メンバーで、芸能界屈指のゲーマーとしても知られる西村歩乃果と、本作のプロデューサーを務めたGugenka CEO・三上昌史が登壇するスペシャルトークイベントが開催された。本稿では、MRゲームの魅力からハイスコアに挑戦した西村の“ゲーマーらしい”エピソードまで、さまざまな内容が語られたイベントの様子をレポートしていきたい。

 はじめにプロデューサーの三上が本作の魅力として挙げたのは、「巨大な怪獣のスケール感」。本作では、現実の部屋を突き破って怪獣が現れる演出も相まって、怪獣の迫力を間近で味わえるのだ。また「机の上を叩く」という操作方法を採用したことについて、本作ではじめてMRに触れる人でも楽しめるよう、直感的なものにしたとその理由を明かした。

Gugenka・三上氏

 西村は本作を遊んだ感想として、「現実世界にゲームのUI(メニュー)が現れ、自分の手で触れて操作できることが新鮮」と語った。また、空間に触れて操作するだけでなく、自分の手で侵略者を撃退するゲーム性が、ストレス解消に最適だと感じたそうだ。

 ちなみに、西村は今回のハイスコアチャレンジで、両手で操作できることを知らずに”片手縛り”でプレイしてしまっていたそうで、それでも目標点である30,000点にあと一歩まで迫ったという。ゲーマーとしての実力の高さがうかがえるエピソードに、三上も「両手で遊べば確実にクリアできますね!」とおどろいていた。西村も「ぜひ高得点を目指したいので、帰るときに両手でチャレンジしていきます!」とさらなる意気込みを見せてくれた。

 西村は「本作に登場するキャラクターで好きなものは?」という質問に「ふわふわでかわいい」として、「宇宙怪獣ムクムク」を挙げた。『ファイヤーマン』に登場する怪獣で、キャベツが好物という大人しい宇宙怪獣だ。また「自分好みのMRゲームを作れるとしたら?」という質問には「麻雀ゲーム」と回答。「オンラインで麻雀牌を用意せずとも手軽に麻雀を遊べるし、プロのように牌をかっこよく切る練習がしてみたい」と語る西村に、「MRは練習に最適ですからね」と三上も同意した。

 なお、今回のイベントで遊ぶことができるスコアアタックモードは、『KAIJU DECODE -super multiverse MR-』本編にも収録されているということで、三上は「ぜひ自宅からも挑戦してほしい」とコメント。限定グッズを手にいれるこのチャンス、ぜひ自宅で腕を磨いて足を運んでみてはいかがだろうか。『KAIJU DECODE -super multiverse MR-』は、『Meta Quest 3』や『Meta Quest Pro』向けに好評発売中だ。

〈クレジット表記〉
©TSUBURAYA PRODUCTIONS, TOEI ANIMATION

■関連リンク
『KAIJU DECODE -super multiverse MR-』WEB公式サイト

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