ワークマンで運命の出会い?をした普段使いのバックパック 編集者によるマイバッグ紹介(その3)

 リアルサウンドテック編集部による連載「エンタメとテクノロジーの隙間から」。ガジェットやテクノロジー、ゲームにYouTubeやTikTokまで、ありとあらゆる「エンタメ×テクノロジー」に囲まれて過ごす編集部のスタッフが、リレー形式で毎週その身に起こったことや最近見て・試してよかったモノ・コトについて気軽に記していく。

 第18回はこの時期に到来する「黄色い悪魔」こと、花粉に目も鼻もボロボロにされながらも奮闘する中年編集者・小川がお届け。
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 編集部員が使っているカバンを紹介していく今回の企画。まずは筆者が仕事で使うカバン購入時の基準だが、基本的にカバンは「ファスナーかフラップで完全に閉じられる」「両手が自由になる」という2大テーマを密かに持っている。

 前者は雨対策や落とし物対策として(過去に開口型のカバンを使っていた際に酔っ払って財布を落としたというトラウマもあるが……)、後者はやはり「手こそが最も偉大なるツール」、これを最大限使いたいというのが理由である。

●早朝にカバンを買うにはワークマン!?

 さて今、最も普段使いで使っているのがワークマンの『ジョイントバックパック・ハイカーズエディション』というバックパックになる。機能性や使い勝手を語る前に、その購入の理由を挙げたいのだが、出会いは半年位前の早朝に遡る。取材用に荷物を詰めていた際、その時まで使っていた某メーカーの中型バックパックのファスナーが突如壊れてしまったのである。買い物で使っているトート型のショッピングバッグでは荷物が入らないし、かと言って午前取材に行く前に買う時間もない......と悩んでいる際にふと思いついたのは「ワークマンに行けばいいのでは?」という妙案。なぜなら、職人系相手のワークマンは朝7:00から開店するからだ。

 という訳で近所のワークマンのコーナーの一角にあったのが『ジョイントバックパック・ハイカーズエディション』。カーキ色でアウトドア現場にもぴったりで、普段使いのカバンもスポーティーなものにしがちな自分としては即購入。

 サイズは約W32cm×H53cn×D21cmで、容量は41リットル。ちょっとした旅でも使えるサイズで普段使いでのバックパックでもアウトドア仕様の自分としてはありがたかった。アウトドア仕様のバックパックの良い所は収納スペースの多さ、背負いやすさで『ジョイントバックパック・ハイカーズエディション』もご多分に漏れずその条件を満たしている。これは後で知ったのだが、キャンピングカーで日本を旅しているYouTuberうめのさんとのコラボアイテムでもあったそうで、しっかりと知見が反映されている。なお、ガジェット担当としてキャンピングカーや、編集部としてYouTuberをご紹介している身としてはちょっとした縁があったのかもしれないと思っている次第。

●普段使い〜1泊2日程度の出張でも

 さて肝心の機能性だが、外側には大きく開くメインポケット、名刺入れなどを入れられる小型ポケット、両サイドにはペットボトルが収まるポケットが設けられている。チェストベルトも使えるのでしっかり身体にホールドできるが、そこにポケットティッシュなどを入れられるミニポケットまで設けられている。

 中は二気室となっておりメインコンパートメントは荷物がたっぷりと入り、背面部のコンパートメントにはPCを入れることも可能となっている。また大型メッシュポケットも内部についており、普段は使わないモバイルバッテリーやケーブル類などを入れておくには最適だ。

●個人的にも使い勝手は抜群

 表面は撥水加工された素材のようでちょっとした雨なら気にならず、何よりもカメラバックのように大きく開く開口部で荷物を入れやすくなっていることだ(※このタイプは便利でもあるが、ファスナーをしっかり閉じないと大きく開いて荷物が落ちることもあるので注意)。

 また個人的に嬉しかったのはこのサイズはガチガチのフレームが入っていることが多いのだが、ソフトなタイプ。なのでバックパックを膝に置いてノートPC作業をする際にもフィットするのがありがたい。電車に乗っていて急なメール作業という場面でも重宝した。デイリーユースでも使えるのが、その収納性で替えの下着程度を入れて短期出張程度ならカバーしてくれるポテンシャルも良かった。流石は旅系YouTuberがプロデュースしたバックパック。

 ただ、日々かなり酷使してきたせいか残念ながらへたってきており、そろそろ買い替え時期を迎えつつある。しかも、ワークマンのサイトで調べたら、すでに販売終了。次の仕事使いのカバンをどうするのか......今後の製品レビュー&編集部連載レビューでお伝えしていきたい。

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