障がいのある3名のピアニストが、AIピアノのアシストでオーケストラ・合唱団と共演 『だれでも第九』プロジェクトを追った特別映像が公開
ヤマハ株式会社は、指一本から弾ける自動伴奏追従機能付きのピアノ『だれでもピアノ』を使って、ハンデや経験、年齢に関係なく「第九」を演奏したいという熱い気持ちを持つピアニストの夢の実現をサポートする『だれでも第九』コンサートをサントリーホール ブルーローズにて開催した。
ヤマハ公式YouTubeチャンネルでは、昨年冬に開催された『だれでも第九』コンサートの、練習開始から当日までのプロジェクトを追った特別ムービーを公開している。
ひとりでピアノを弾くことから一歩踏み出し、“だれでもピアニスト“として出演
このコンサートでは、「ピアノを弾きたい」という熱い想いを持ちながらも障がいのために難しさを抱える3名が、「だれでもピアノ」により、ひとりでピアノを弾くことから一歩踏み出し、“だれでもピアニスト“として出演、オーケストラ、合唱団とともに「第九」を演奏した。
満席の会場を前に3名は緊張の面持ちだったが、本番では凛とした表情で、気持ちを込めた演奏をおこなった。最後に、「だれでもピアニスト」3名が壇上に揃ってのカーテンコールで、幕を閉じた。聴衆からは、夢をかなえた姿に心を動かされ、自らも新たなことに挑戦をしたいと思ったなどの声も聞かれたという。
本番終了直後の「だれでもピアニスト」3名からのコメント
東野寛子さん:
「オーケストラとこの空間とお客さまとだれでもピアノと、四位一体となって初めて混ざったときに、やっと(これまで弾きたかった)ベートーヴェンを楽しめたなと思いました。それまでは、初めてのピアノの挑戦だったので苦しいことも多かったのですが、今日はこの雰囲気を楽しむことができました。」
古川結莉奈さん:
「今日はとても緊張しましたが、練習通り強く弾けるように頑張りました。」
宇佐美希和さん:
「今日は自分の出番が来て終わるまであっという間でした。最後終わって拍手がすごかったので、それだけは記憶に残っています。なんとか(練習の成果が)出ました。」
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