連載「十束おとはの『テック・ファウンダー』」第17回:VRアトラクション

“光るスポーツカー”を運転し、360度回転して空を飛ぶ……十束おとはが最新VRアトラクションを体験

 みなさん、こんにちは。十束おとはです。

 先日ネットを見ていたら気になる記事を発見。世界的に人気なVRライド『LEKE VR』が『RED゜TOKYO TOWER』の4階にオープンするそうです。VRライドというものを初めて知ったのですが、世界40か国でプレイされているそうで、特に中国ではゲームセンターのような場所に置かれており、とても人気を博しているのだとか。

【RED° TOKYO TOWER新アトラクション】日本初上陸!世界的な超人気VR ライド「LEKE VR」が新登場!

 座席が360度回転したり揺れたりととても楽しそうで「これは行くしかない!」と思い、早速『RED゜TOKYO TOWER』へ体験しに行ってきました。

 今回は新たに追加となった『Flying Cinema』『Space Shuttle 2.0』『Flash Racing』『Corps Pro』の4機種をすべて体験することができたので、ひとつずつ感想をレポートしたいと思います。

『Corps Pro』

『Corps Pro』

 スタイリッシュな自動販売機のような見た目。大画面の高精細ディスプレイで、なんと40種類以上のVRゲームが遊び放題だそうです。今回はスタッフさんおすすめのバスケゲーム『Baskhead』に挑戦してみました。シュートを決めるゲームかな、と思いスタートさせるとなんとびっくり。自分がゴールでした。なにを言っているのやら、と思われるかもしれませんが、実際にバックボードの視点で目の前にはリングがあり、自分を目掛けてビュンビュン飛んでくるボールをゴールに入れるため、身体を動かすというゲームでした。顔面を目がけてボールが飛んでくる様子がとてもスリリング。絶叫しながらも楽しみました。

『Flash Racing』

 続いて体験したのは『Flash Racing』。近未来感のある“光るスポーツカー”が筐体なんです。

 私は自宅のPCを光らせるほどの“光らせ屋”なので、テンションは最高潮に。叶うならば自宅のインテリアとして飾りたいくらいにお気に入りでした。実際に乗ってみるとアクセルやブレーキもあり、本物の車の運転席と変わらない使用感。こちらもVRゴーグルを着けて、いざスタート!

 画面のリアルさはもちろん、車や障害物にぶつかるときにしっかりと衝撃が体全体にあるうえ、スピーカーからも大迫力の音が流れているため、そこにいるだけなのにもかかわらず、テーマパークの乗り物で遊んでいるかのようなドキドキ・ワクワク感が味わえました。

 写真で見るととてもシュール(笑)。1人用のゲームですが、大きい画面でレース内容が見えるので、友達と交代でプレイしても楽しめそうです。

『Space Shuttle 2.0』

 サラウンドオーディオや8つの特殊効果が特徴の乗り物です。スペースシャトルを操縦して宇宙をハイスピードで駆け抜けたり、迫ってくる恐竜から逃げたりと没入感マシマシな世界に浸れます。

今回はマネージャーさんと共に恐竜から逃げてきました!(いつもありがとう、マネージャーさん)

 音響が良いことや揺れることは想定内だったのですが、後ろから風がびゅんと吹いたり、他にもあっと驚くことがあったり……ぜひみなさんにも体験していただきたいです。ゲームにもよると思うのですが、自分が映画作品の主人公になったかのような感覚があり文明の進化を感じました。

 ほかにも手元のレバーでシューティングゲームもできるので、こちらは私ひとりで挑戦。画面で見ると可愛げのある虫たちもVRゴーグルを着けた状態で対面すると怖くて叫びながらプレイしました(笑)。

『Flying Cinema』

『Flying Cinema』

 一番衝撃を受けたのがこちら。なんと360度回転します。空を飛んだりジェットコースターに乗ったり、色々な冒険ができる画期的な乗り物です。

まず、三半規管にあまり自信のない私は初心者向けのジェットコースターに搭乗。こちらは180度くらいの回転でしたが、それでも重力を感じてかなりスリリングでした。回転だけでなく上下にも動くので、臨場感たっぷりで実際に乗っているのと変わらぬ爽快感。ゲームセンターもここまで進化したんだ……と感動しっぱなしでした。

 ただ、回転するのも見てみたいなと思い、お世話になっている編集長さんにお願いして乗っていただくことに。ありがとうございます。

 足先までしっかり固定された状態でスタート。「横の安全バーをしっかり持ってくださいねー!」とスタッフさんに言われた次の瞬間、

 編集長がすごい勢いで回転している……!!

 初めて人がこんなにぐるぐる回っているところを間近で見ました。回っても1回くらいかなと思っていたのですが、想像以上にスリリングでした。

 降りてきた編集長に感想を聞いてみたのですが、「リアルにGがかかってるのでバーチャルということは一旦忘れてしまいました。体感としてはUSJの『ザ・フライング・ダイナソー』に乗ったみたいな感じなんですけど、まさかただ自分が回っていただけだとは……」ということでした。

 以上、4つすべての体験レポートでした。すべてに感じたことですが、ゲームアミューズメントはここまで進化したのか……と驚くと共に、これからの発展がますます楽しみになりました。小さいころにゲームセンターで遊んだ時の楽しさは変わらず、でも日々新しくなっていく姿をこれからもいちゲーマーとして見守っていきたいです。そして、ぜひみなさんにもこの新感覚を体験していただきたい。1月26日にスタートしたばかりの新アトラクション、ぜひ行ってみてくださいね!

インドアゲーマーだって外に出たい……そうだ、“ゲーミング散歩”しよう! 十束おとはの『RED° TOKYO TOWER』探訪記

みなさま、こんにちは。十束おとはです。  4月を迎えすっかり暖かくなりましたね。冬の間は寒くて外出するにも気が進まなかったので…

関連記事