ことしは何を観て過ごす? 年始年末恒例、VTuberたちによる注目の大型企画をピックアップ

 12月末から1月上旬といえば、クリスマスから年越しに向けて古今東西さまざまな場所で盛り上がっていくシーズンである。

 ライブイベントなども盛んに催され、テレビ番組も「ここぞ!」とばかりに注目番組を放映するわけだが、ストリーマーやVTuber・バーチャルタレントシーンでもさまざまなイベント・大型企画が実施される。

 今回はストリーマーやVTuber・バーチャルタレントシーンの注目イベント・企画をまとめていく

 まずはVTuber・バーチャルタレントシーンを引っ張る2つのグループ「ホロライブ」と「にじさんじ」からそれぞれの大型イベントをご紹介しよう。

 ホロライブは12月31日18時から『年末ホロライブ ~ゆくホロくるホロ 2023▷2024~』『hololive production COUNTDOWN LIVE 20232024』の二本立てでイベントを開催する予定で、18時から『ゆくホロくるホロ』がスタートし、23時からの『COUNTDOWN LIVE』へ繋がっていく流れとなっている。

年末ホロライブ ~ゆくホロくるホロ 2023▷2024~【#ゆくホロくるホロ2023】

 『ゆくホロくるホロ』は2019年12月31日にスタートし、ことしで5度目の開催を迎えるホロライブの看板企画である。

 所属メンバーやスタッフによって厳選された名シーンや、リスナーから募った「これぞ!」というシーンを紹介する「ホロライブ撮れ高大賞」、トークテーマに沿って1年を振り返って楽しむ企画「ホロのよもやま!」など、さまざまな企画で年末を盛り上げていく模様だ。

 『COUNTDOWN LIVE』ではhololive sideとHOLOSTARS sideの2つに分かれ、年をまたいでライブを披露する。

 さまざまな楽曲・組み合わせでの歌唱が楽しいのはもちろんだが、昨年はメンバー間での衣装チェンジが大きな注目を集めた。

 大空スバルと白銀ノエルが互いの衣装を交換していたところからスタートし、赤井はあとが宝鐘マリンの衣装を、そして星街すいせいと星街の衣装を着たさくらみこによる「Stella Stella」のデュエットでしめるという流れは、ファンを大いに盛り上げた。

hololive production COUNTDOWN LIVE 2022▷2023 -hololive side-【#ホロライブカウントダウン】

 なお今回のライブにあわせ、特別仕様に飾りつけたアリーナ会場があらたにお披露目される予定とのことなので、こちらにも注目だ。

 日本所属のメンバーだけではなく、「ホロライブインドネシア」「ホロライブEnglish」所属タレントらの出演も予定しており、ホロライブ・ホロスターズによる男女混合でのデュエット歌唱も予想される。

 出演メンバーの一覧は割愛させてもらうが、今年デビューした新メンバー以外の面々が揃っており、見応え十分なライブを披露してくれるだろう。

 今年は『hololive 4th fes. Our Bright Parade』を筆頭に、グループ全体としてのライブだけでなく、星街すいせい、常闇トワ、兎田ぺこらのソロライブ、「ホロライブEnglish」「Blue Journey」「ホロライブ5期生」によるグループ単位でのライブ、さらにYouTubeでも誕生日を記念したライブを個々のメンバーが配信しており、ホロライブ史上もっとも多くのイベントが開催された1年であった。

 3D空間を使ったライブは公演を経るごとにクオリティが向上しており、今年も精力的に活動したホロライブのメンバーたちが、どのようなライブ/ステージを披露してくれるのか。年末最後の1時間に大きな期待が集まる。

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