『LOVE CATCHER Japan』1・2話ーー目的は「愛」か「お金」か 気になる人に抱いた違和感

『LOVE CATCHER Japan』1・2話

 『LOVE CATCHER Japan』の第2話では、参加者10人が男女ペアを組んで「カップルミッション」に挑むことになる。今回のミッションは、「メモリアルフォト」にチャレンジすること。ここでは、男女がペアになり、指定されたテーマに沿った衣装に身を包み、カップルとして最高の1枚の写真を撮影する。

 このミッションでは、どのシチュエーションにどの参加者が来るのかを予想しながら、メンバーたちは自分の意中の相手とペアになることを目指す。このペア決めは、参加者同士の想いを探る良い機会となるだけでなく、視聴者にとっても10人の関係性の発展を見守る最初のポイントになったはず。

 テーマ「ドレスアップ」では、みら(ヴァッツ美良)となつき(東夏輝)が挑戦。ベッドの上でワインを飲みながら密着する2人からは、ラグジュアリーな大人の雰囲気が漂う。カフェマネージャーのあもん(大倉亞門)とイラストレーターのひとみは、「民族衣装」をテーマに姫さま抱っこなどをして楽しげに撮影。出来上がった写真の親密度は、メンバーから「現地の人?」との評価を受けるほど。

 一方りょう(高崎凌)とゆきのは「ホワイトコーデ」で自然豊かな川の上のボートで撮影を行う。優しい木漏れ日の光の雰囲気も相まって、りょうとゆきのらしい清楚感のある美しい写真が完成した。また、ともき(水野友貴)とはつね(矢ヶ部初音)は、「初デート」をテーマに選ぶ。スタジオの木村昴が“ゼロ距離顎クイ”と名付けた、ともきの積極的なリードは、はつねの目にどう映ったのだろうか。

 最後に、かいせいとみさきは「プール」をテーマに挑戦。鼻をくっつけるような親密なポーズの最中、みさきの力強く色気のある視線にかいせいはメロメロ。今後、かいせいの恋の矢印がみさきへまっしぐらに進むように思われた。

 結果は、りょうとゆきのペアが見事に1位を獲得。勝った2人は「秘密の部屋」への入室権を獲得し、気になる人物の秘密を探ることができるようになる。ゆきのは気になる人としてりょうを選び、彼のインタビュー映像を見ることに決めるのだが……。映像では、りょうが「500万円を手に入れたら海鮮居酒屋を経営したい」と熱心に語っており、彼がマネーキャッチャーである可能性が浮上してしまう。とはいえ、完全に断言するには短すぎる映像であり、あくまでも役割を探る“ヒント”として、りょうの新しい一面が明らかになった。

 そして、予想外にもりょうが選択したのは、はつねだった。2日目の朝の、はつねからのアタックが効いたのだろう。はつねは、幼い頃に両親が離婚し、兄弟を支えてきた経験を語った上で、包み込んでくれるような背中の大きな人がタイプだと語る。しかし、これを聞いたりょうは、はつねの発言に“ある違和感”を抱く。みんなの前で話した時には、「少年みたいな人がタイプ」と話したはつね。りょうが観た動画の内容とは「辻褄が合わない」のである。

 少しずつではあるが、10人それぞれのキャラクターが明らかになった『LOVE CATCHER Japan』第1話・第2話。りょうとゆきのが観た動画然り、「秘密の部屋」での情報をどう捉えるかが今後の大きな鍵になるのだろう。8日間にわたる旅のなかで10人が選ぶのは、「愛」か、はたまた「お金」か。最後の結末が発表される瞬間まで、考察が尽きない。

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