『LOVE CATCHER Japan』1・2話ーー目的は「愛」か「お金」か 気になる人に抱いた違和感

 『LOVE CATCHER Japan』の第1話は、異なるバックグラウンドを持つ10人の美男美女が緊張感満載で出会うシーンから幕を開ける。10人が集まったのは、マレーシアにある豪華なヴィラ。イラストレーターのひとみ(井上瞳)の到着を始めに次々と参加者が集まり、互いに簡単な自己紹介を交わす10人。グラビアタレントのゆきの(海津雪乃)とSサイズモデルのみさき(谷岡美沙紀)が同じ事務所に所属しているなど、なかには既に知り合いの関係にある者たちもいる。

 さらには、8日間のカップルチャレンジとデートを経て真実の愛を見つけること、カップチャレンジで1位になると秘密の部屋への入室権を得ること、毎日行われる投票「ラブライン」があること、そして最終日に運命の相手に想いを告げた後、全員の真の正体が明かされることなど、4つの主要ルールが明らかに。今後はこのルールを背景に、参加者たちの8日間の恋愛模様が展開されていく。

 1日目ということで、今回の宿泊地である「ラブマンション」と呼ばれるホテルのプールで、遊びながら親睦を深める参加者たち。そこで、テンションが上がったかいせい(佐久間海世)がテキーラを振舞い始めるのだが、そのノリに女性陣は若干引いている様子。一方、そんな女性たちの様子もつゆ知らず、かいせいを始めとした男性陣は部屋で楽しく“男子トーク”で盛り上がっていた。この温度差は、両者の様子を知ることができる視聴者にとって、クスッと笑ってしまうポイントでもある。

 しかし、そんな楽しい雰囲気のなかに突如として残酷なニュースが入る。部屋に設置されたテレビ画面に映し出されたのは、「今回のマネーキャッチャーの人数を発表します」とのメッセージ。衝撃的なことに、マネーキャッチャーの人数は参加者の半数にあたる5名と発表されたのだ。

 つまりは「ラブキャッチャー」にとっては“運命の相手”が自身を除く4人であること、「マネーキャッチャー」にとっては賞金の対象となる「ラブキャッチャー」が5人であることを示す知らせであるが、どちらにせよ目的を果たすには厳しい戦いになる。この予想外の展開に、参加者だけでなくスタジオのMCたちも大きく動揺を隠せない。この事実は、今後の物語にどのような影響を与えるのだろうか。

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