モニターの上に乗せるだけ 手元を明るく照らしてくれるライト『BenQ ScreenBar』レビュー
手動での調整は少し慣れがいるかも
一方で、状況に応じて手動で設定を調整したい場合は、慣れるのに少し時間がかかると感じた。ボタンはライト本体の上部に設置されているので、筆者のように少し高い位置にモニターを配置していると、ボタンに触れにくいかもしれない。
また、設定方法も少し特殊だ。輝度を強めたり色温度をホワイト光側に調整したりする場合は1度ボタンに触れればよいが、輝度を弱めたり色温度を暖色側に調整したりする場合はボタンを2回触れる必要がある。
そのため、毎回光の強さや色合いを調整して作業したい方は、少々煩わしく感じるかもしれない。もし手元で簡単に光を調整したいなら、上位モデルの『BenQ ScreenBar Halo』がおすすめだ。
『BenQ ScreenBar Halo』には、無線方式の専用リモコンが付属している。リモコン上部を指でクルクル回して調整する仕様なので、わざわざ手を伸ばしてボタンに触れる必要がなく、手元で直感的に光を調整できる。また、クリップ背面にもライトが搭載されており、間接照明の役割も果たす。モニター上部に乗せるだけで、手元だけでなく作業スペース全体を照らすことも可能だ。
『BenQ ScreenBar』の価格が12,900円(税込)なのに対して、『BenQ ScreenBar Halo』は19900円(税込)と、6,000円ほど値段が高くなっている。「自動調光機能があればよい」「機能は極力シンプルなものがいい」という方は『BenQ ScreenBar』を、頻繁に明るさや色温度を変える方、間接照明としても利用したいという方は『BenQ ScreenBar Halo』と、用途に応じて選ぶとよいだろう。
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