「美味しいマシンとテクノロジー」

狭小スペースにもピッタリ『ネスカフェゴールドブレンド バリスタ Slim』でカフェタイム

 2009年の発売以来、手軽にコーヒーが楽しめると好評だった『ネスカフェ ゴールドブレンド バリスタ』。今秋、その後継機となるマシン『ネスカフェ ゴールドブレンド バリスタ Slim[スリム]』が発売されたので早速、コーヒー好きが集まるリアルサウンド テック編集部でも試してみた。発売元のネスレ曰く「コーヒー愛好者にとって待望の新製品。これまでの伝統を受け継ぎつつ、よりコンパクトでスタイリッシュなデザインが特徴」と胸をはるコーヒーメーカーだが、その実力とは。

本体サイズはW15.5×H32.3×D30.6cm

スリムボディでキッチン周りにフィット

 テック編集部は編集長を筆頭にコーヒー好きの部員ばかり。今回はコーヒー農園取材に行くほどのコーヒーマニアのガジェット担当O川と、ゲーム試遊のブレイクタイムには必ずコーヒーと断言するゲーム担当のK村でレビュー。

 届いた『ネスカフェ ゴールドブレンド バリスタ Slim[スリム]』を箱から出した際のK村、O川の第一インプレッションは「細っ!」。その名の通り、従来モデルよりも5cmもスリム。実はこの5cmというのはかなり大きい要素。昨今は調理家電が充実してきており、キッチンやリビング周りはスペース争奪戦というご家庭もあるが、この数センチの違いが効いてくる。

K村「実は自宅で某コーヒーメーカー使ってたけど、意外とスペースとるんですよね」
O川「コーヒー好きの友人は食洗機を置くかコーヒーメーカーを置くかで奥さんと揉めたらしいが、そんな家庭には救世主かも」

 なんて話をしつつ試飲に向けてセッティング。

コーヒータンクにパウダーを移し替えるだけ

 ネスカフェ独自の紙製容器から着脱可能なコーヒータンクへとゴールドブレンドパウダーを詰め替える。基本的にはフィルムを外して突き刺すようにセットするだけと簡単。粉末状のコーヒーが飛び散ることもない。

K村「ちなみにO川さん、詰め替え容器を昔に見た記憶があるけどこんな形状でしたっけ?」
O川「いいところに気が付きましたね。この詰め替え容器も地味に世代交代してて今は第四世代。昔はプラスチックなどを使ってましたが、今はオール紙製ですね」

 昨今は環境問題に配慮するのが企業課題でもあるので、その辺も考えて詰め替え容器も進化しているのだ。

細身だけど使い勝手も良好

Wi-Fiやスマホアプリにも対応

 コーヒーパウダーをセットしたら本体背面の給水タンクに水を注ぎ、カップを用意したら後はコーヒータイムだ。本体前面にボタン周りが集中しているので使い勝手は良好。ボタンは左上から反時計周りに「ブラックコーヒー」「マグサイズブラックコーヒー」「エスプレッソ/アイスメニュー」「お湯」「カフェラテ」「カプチーノ」だ。普通のブラックコーヒーは無論、ミルクなどとの組み合わせでカフェラテやカプチーノも楽しめる。

O川「ご注文は?」
K村「男は黙ってブラックで」
O川「かしこまりました。魂込めてお淹れします」

泡(クレマ)もコーヒーの旨味のひとつ

 と言いつつ、淹れるのはただボタンを押すだけ。わずか十数秒でコーヒーの完成だ。一口飲んだ感想は?

K村「正直、インスタントコーヒーって思って侮っていたけど、まず香りが良いですね。苦味もバランスがとれてます」
O川「そうなんですよね。そこは流石は伝統と実績のゴールドブレンドというか、香りや味の安定感は抜群だと思います」

 というわけで、違いが分かる男ことK村も笑顔でゴールドブレンドを堪能。


隙間な時間と空間にジャストフィット

 今回はゴールドブレンドだったが、コロンビアブレンドとかホンジュラスブレンドなどもあり、コーヒー好きな人はいろいろと試すのもありだろう。1杯目を飲み干し、2杯目を抽出しさらに細かくチェック。

K村「それに、この泡(クレマ)が良いですよね。本格的って感じで」
O川「そうそう。これがネスカフェ(バリスタ)の魅力のひとつなんです。これが手軽に味わえるっていうのが良いですよね」

 夕暮れ時に渋谷の町を見下ろしながら仕事を忘れて、コーヒータイムでまったりする編集者ふたり。

O川「まぁ、今回のマシンの魅力は、なんといってもこれが約15cmの空間があれば手に入れられるってことでしょう」
K村「ですね。キッチン周りもだけど、僕ならゲーミングデスク脇に置くのもありだなと思いました」

 狭小空間に置けるコーヒーマシンはよりパーソナルな空間に置くことも可能となる。家族のブレイクタイムや仕事の合間だけでなく、ゲームをしながらコーヒータイムというのもありだろう。

 時間や空間の隙間にスタイリッシュに収まり、美味しいコーヒータイムを提供してくれるSlimは、新たなる可能性を見出してくれるコーヒーマシンなのだ。

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