冷蔵庫壁面がアートにもなる! 『Haier Café Lounge』で見た“エンタメが家電と融合する瞬間”

 ハイアールが先日、六本木ヒルズで開催した『Haier Café Lounge』。ヒルズカフェで飲食を楽しみながら最新冷蔵庫に触れられるというイベントで、機能面だけではない試みもあり、非常に興味深い内容だったのでレポートしたい。

 そもそも家電ジャンルの中でも大型に類される冷蔵庫は、一旦設置するとキッチンに鎮座する存在。だが「機能やデザイン面でもっと自由に使えるんじゃないか?」と世界ナンバーワンの冷凍・冷蔵庫メーカーであるハイアールが提唱するのが、最新の「freemo(フリーモ)」シリーズを使った「冷蔵庫はもっと自由だ。」プロジェクト。

 幅約45cmという狭小スペースに収まるサイズ、冷凍食品需要に応じた買い物カゴ2.2個分(74リットル)のフリーザーなど使い勝手や機能面で目を引く部分が多い「freemo」だが、特筆すべきは冷蔵庫の見た目を変えられる「マグネットカバー」システムだ。


 冷蔵庫というと一般的にホワイトやグレーなどの単一色が多いが、そこに着せ替えマグネットカバーを付けることで、自分好みの色や柄をチョイスすることが可能となる。インテリアの王道・ミッドセンチュリー風だったり、愛らしい猫だったり、中には「ゲーミング」をテーマにしたカバーも。これまでキッチンに鎮座するだけだった冷蔵庫の壁面を変えるだけで、こんなにも印象が変わるのかと驚かされる。 


 そんな「freemo」が誇るマグネットカバーシステムの遊び心を現代作家が表現したら……というのが『Haier Café Lounge』でも披露され、担当したアーティストの植田志保氏と富永ボンド氏も登壇しての対談も実施された。両者は実際に作り上げたオリジナルシートを装着した冷蔵庫を前にしながら制作エピソードなどを披露。


 
 会場ではお二人が制作された動画も公開されていたが、迫力ある映像に会場の家族連れなども釘付け。詳しくはハイアールでの公式動画をご覧頂きたいが、冷蔵庫のサイズより大きなキャンバスを彩った後にカッティング。切り取る場所によって雰囲気も違うので、まさに唯一無二の作品となる。それをマグネットシートとして貼り付けたらまさに冷蔵庫がキャンバスとなる。実際に展示されていた冷蔵庫の表面を見ると凹凸もあるリアルなアート作品。まさにハイアールが提唱する「冷蔵庫はもっと自由だ。」な世界だ。

 また、このイベントで感じたのはこれまで冷蔵庫というと、とにかくサイズや機能面(あるいは価格)ばかりに目が行きがちだった冷蔵庫にもマグネットコートを活用することでカスタマイズしたり、究極的にはアート作品と融合したり……と圧倒的な可能性を秘めていることをうかがわせてくれた。個人的には室内をミッドセンチュリー風にリフォームし、家具を統一してそこに冷蔵庫の柄をあわせたり、ゲーミングガジェットで囲まれた部屋にゲーミング冷蔵庫を置くのもアリだど感じた。アイデア次第でライフスタイルが楽しくなるということは、冷蔵庫がエンタメ空間の主役になる日が来るかもしれない。

 
  こちらのマグネットコートシステムは大人気だそうで、人気投票イベントなども開催されている。「冷蔵庫はもっと自由だ。」Projectはかなりの盛り上がりを見せているので、今後の展開にも要注目だ。

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