週末だけで192都市を訪れたサラリーマンが語る“自分の中の常識が崩れた瞬間” 海外旅行に魅せられ続ける理由とは?

東松寛文が語る“自分の中の常識が崩れた瞬間”

子どものおかげで増えた海外の楽しみ方

ーー最近ではお子さんも生まれて、パートナーのお母さんが住んでいるタイで育休を取られているそうですね。旅や仕事で変わったことはありますか。

東松:育児で子どもと関わる時間が増えましたので、時間の使い方をより意識するようになりました。集中力も上がりましたし、仕事に対してはより計画性を持って取り組むようになりました。

ーー旅行への考え方も変わりそうです。

東松:旅行への考え方としては、視点が増えて、世界が広がりました。たとえば、マレーシアやベトナムに行ったときのことですが、オムツ替え台の有無を見ているだけでも街への見方が変わります。タイのデパートに行った際には、授乳スペースやオムツ替え台があって、日本と変わらない感じなんだという発見がありました。これまでの世界が違ってみえますよね。

ーー1度行った国でも違った楽しみ方ができそうです。

東松:そうなんです。子どもと海外旅行をするのであれば、1度行ったことのある国に一緒に行きたいですし、ポジティブに旅行を楽しめます。今年の年末は何度も行った香港で過ごす予定ですが、子どもを連れて行くとどんな体験ができるんだろうとワクワクします。子どものおかげで楽しめることが増えたと思います。

ーー子どもと一緒の海外旅行はハードルが高いと感じる人も多そうです。

東松:僕も子どもができたら海外旅行に行けなくなると思っていたんですよ。でも、大変さもありながら、楽しさが上回りました。その発信をすることで、また常識の壁を壊したいと思います。

ーーありがとうございます。最後にお聞きしたいのですが、今後実現したいことはありますか。

東松:これまで会社員をしながら世界を1週したり、本を出版できたり、無理と思い込んでいたことを実現できました。最終的には、会社員をやりながら宇宙旅行にいきたいです。これからも好きなことを突き詰めていきたいと思います。

■情報
書籍:
『週末だけで70ヵ国159都市を旅したリーマントラベラーが教える 自分の時間の作り方』
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