吉住が“教祖”と担がれるラジオで大切にしていること 「本来の私が出てきただけ」
リスナーの顔と名前の組み合わせを当てたい
――これから初めて番組を聴く方に伝えておきたいことはありますか?
吉住:本当に初めての方に配慮のない番組ですからね。何も説明をせずに進んでいきますし。それこそ「教祖様」とか呼ばれていることも。
森枝:悪気はないということだけは伝えておきたいですね。一応、面白いかなと思ってやっているので。
吉住:そうそう。面白いと思ってやっています!
森枝:まずは、いくつかの回を聴いてみてほしいなと思います。何度か聴いて、この番組の空気を感じ取っていただきたい。
吉住:それでダメならダメかもしれない。合わないかもしれない。
森枝:ただ、一度聴いただけで諦めないでほしいとは思いますね。回によって流れや雰囲気が全然違うので。
――今後『煩悩ガール』として、何か挑戦してみたいことはありますか?
吉住:ラジオネームが同じなのに、下ネタぽいメールも真面目なお悩み相談も送ってくる人の顔を見てみたいですね。そんなサイコパスみたいなことするのは、どんなヤツなんだろうと思うので。しかも一人じゃなくて、そういうリスナーさんが多いんですよ。
ラジオには匿名性があるから、本来の自分やいつもと違う顔を出せるのかもしれませんけど、どういう顔をしているのか私だけでも把握しておきたい。本当にラジオでやる企画じゃないですけど、ラジオネームとリスナーの顔の組み合わせを当てることをしたい。
森枝:楽しそうだよなあ。
吉住:「え! お前があの!」とか言いたい。
森枝:公開収録みたいなものをやってみようか、と話に上がったことがあるんです。でも絶対にやりましょうとはまだなっていない。
吉住:そうですね。クイズを公開収録でやったとしても、そこにいなかったリスナーには伝わらないから、私が楽しむだけになっちゃう。やり方を考えなきゃいけないですね。
森枝:その画が見えなくても成立するものになるか、その回を聴くリスナーさんが良いのであればやりたいね。
吉住:いずれやりましょう。みんなで作るラジオです。
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