ひなちゃんねる、「可愛い=痩せている」と誤った解釈に待ったをかける 本当に伝えたかった「可愛い」の意義とは
8月1週目、トレーニング動画で人気の「ひなちゃんねる / Hinata Kato」チャンネル・ひなが、動画に込めたメッセージが視聴者に誤って受け取られている可能性について言及。「痩せていることが可愛い」と視聴者を誤解させてしまっていることを釈明した。今回はひなの釈明から、クリエイターが発信する「可愛い」の意義について考えてみたい。
「ひなちゃんねる / Hinata Kato」は中学時代に人生MAX体重を経験したひなが、これまでのダイエットやコンプレックス克服の経験を活かしたボディメイクやトレーニング情報を発信するチャンネル。運営者のひなは2017年5月のちゃんねる開設以降、再生回数1,000万回を超える動画を10本以上生み出すほどの支持を獲得、今ではチャンネル登録者数268万人を突破する人気YouTuberだ(2023年8月8日時点)。
8月1日に公開された動画では、「最近の私の動画、『可愛い=痩せてなくてはならない』っていう見方をしやすい動画ばっかりで、みんなに申し訳なかった」と謝罪。動画のサムネイルのつくりなどから、本来伝えたいメッセージとは乖離した意味で受け取られてしまっていることを懸念し、視聴者の誤解を招く前に釈明動画を撮影したことを説明している。
中学生時代に壮絶なイジメにあった経験があるというひなは、もともと「隣の芝生が虹色に見えちゃう」ほどネガティブな性格。そのせいで「私なんて……」と落ち込むことが多かったそうだ。そんなひなを変えたのは「ダイエットとかボディメイク、運動」。これらと出会ったことで、「昔より全然ネガティブじゃなくなった、幸せ度が違う」と発言。「少しでも(視聴者が)ポジティブになれるきっかけになれたらいいな」という思いから、ダイエットやボディメイクに関する発信を始めたことを明かしている。
今回の動画では、視聴者に「どんな体型であろうが、なう(いま)の自分も最高だ」としっかりと伝えているのだが、一体問題はどこにあったのか。