「再生数は選手の知名度に比例しない」 YouTubeチャンネル「パ・リーグTV」の運営責任者が語る“矜持”と“選手へのリスペクト”
再生数は選手の知名度に比例しない
――どの選手を扱ったとき、再生数が伸びやすいのでしょうか?
園部:甲子園のスターである清宮幸太郎選手や昨年完全試合を達成した佐々木朗希投手など、皆さんご存知のスター選手はもちろん視聴いただけるファンの方が多いです。また、セ・リーグから移籍した選手もセ・リーグ時代からのファンの方々が動画を見てくれるため、顕著に数字に表れることはあります。
――どうしても、再生数 ≒ 選手の知名度といった形になってしまうのでしょうか?
園部:そういうことはないです。一般的には知名度があまりない、ブレイク仕立ての選手でも活躍したシーンは多くの方々に視聴いただいております。どのようにその選手を、そのプレーを魅せられるかは我々にとっても非常に重要な仕事です。そのため、ディレクター陣や編集スタッフは、興味を持ってもらえる人を増やすことを目標に日夜センスを磨いています。
――パ・リーグTVとして今後やりたいことはありますか?
園部:私たちとしてはパ・リーグの魅力、選手の魅力を発信して認知度を高め、多くの人にファンになってもらえるように取り組んでいければと考えています。我々のチャンネルきっかけで少しでも興味を持ってくださった方が、球場に足を運び、よりコアなファンになっていただければ非常に嬉しく思います。また、最近ではパ・リーグTV自体のブランド力向上にも力を入れており、パ・リーグTVのオリジナルグッズ展開なども進めております。色々な角度からパ・リーグのコンテンツを楽しんでいただけるファンが増えていくことが何よりだと考えております。
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