浅草花やしきに新エリアがオープン AR技術を使用したアトラクションやプロジェクションマッピングも

 『浅草花やしき』(以下、花やしき)は、8月7日に開園170周年を迎えるにあたり、7月20日より新エリアをオープンする。

 新エリアにはアトラクション3機種のほか、飲食店やフォトスポットでの写真撮影を楽しめる空間など、多数の施設を用意。お化け屋敷は既存のものからリニューアルされ、江戸四大怪談をモチーフにした新バージョンになって登場する。

 また、五感で楽しむお花の体感型アート展「NAKED FLOWERS」など、花をモチーフとした作品も数多く手掛けるクリエイティブカンパニー「NAKED, INC.(ネイキッド)」と花やしきが初コラボ。「NAKED 花景色」では、アートテクノロジーで、1年を通して幻想的なお花見空間を楽しめる。

 さらに、浅草を一望しながら過去をたどる映像型アトラクションや、ARで現れる妖怪を激写するコンテンツなど、時代に合わせた技術を使用した、最新の施設もオープン。新たにオープンする飲食店「お花見茶屋」では、8年ぶりに復活する名物「パンダカー焼き」や見た目の可愛い「花むすび」などがラインアップされている。

<新エリア紹介>

【アトラクション】

・「お化け屋敷~江戸の肝試し~」(施設2F)


 歌舞伎や落語、講談など様々な形で現代にも伝わる「累ケ淵」「牡丹灯篭」「番町皿屋敷」「四谷怪談」の江戸四大怪談をモチーフにしたお化け屋敷。江戸時代から存在していたという、度胸試しが大好きな江戸の人々を恐怖のどん底に陥れていたお化け屋敷を現代に復活させた。
タイプ:ウォークスルー型
全長:約70m
所要時間:5~6分
条件:0歳から利用可能、4歳以下のお子様には中学生以上の付き添いが必要
料金:のりもの券4枚、フリーパス可

・「パノラマ時間旅行」(施設2F)


 4面マルチ映像によって、浅草の今と昔をたどる映像型アトラクション。空の旅を楽しめる。花やしきのシンボルとして長年親しまれ、2016年に惜しまれながら引退したアトラクション「Bee タワー」で一望できた浅草の町並みの風景が復活。
タイプ:映像型アトラクション
収容人数:24人
所要時間:約5分
条件:0歳から利用可能、4歳以下のお子様には中学生以上の付き添いが必要
料金:のりもの券4枚、フリーパス可

・「摩訶不思議!?君もスクープカメラマン」(施設2F)


 専用デバイスを使い、ARで現れる妖怪たちを探す園内周遊型アトラクション。
まずは「マルハナ新聞社」で任務を受けて出発。専用のデバイスを駆使し、新聞記者として園内に潜む妖怪たちを探し撮影。マルハナ新聞の一面を飾れるよう、妖怪たちを探し回る。
タイプ:園内周遊アトラクション
制限時間:約15分
条件:2歳から利用可能、4歳以下のお子様には中学生以上の付き添いが必要
料金:のりもの券4枚、フリーパス可

【作品】

・「NAKED 花景色」(施設1F)


 プロジェクションマッピングによって彩られた空間。四季折々の風景を楽しむことができます。現代のテクノロジーとエンターテインメントを組み合わせた、今だからこそ観ることができる花園。浅草花やしきの原点である花園の復活。空間プロデュース by NAKED, INC.

【飲食】

「お花見茶屋 OHANAMI CHAYA」(施設1F)


 浅草の粋な風情と、贅沢で華やかな彩りと味を堪能できる飲食店。8年ぶりに復活する名物「パンダカー焼き」や、見た目も可愛い「花むすび」等、充実したグルメメニューを提供。「パンダカー焼き」は浅草花やしきを象徴する“パンダカー”を模した、ひとくちサイズのあんこまたはカスタード入りの焼き菓子。「花むすび」は、風味豊かな具材と一緒に炊き込んだご飯と盛り沢山の具材をぎっしり詰め込んだおむすび。職人によってひとつひとつ丁寧に創り上げられ、個性あふれる5つの彩りが楽しめるここだけの逸品だ。

 その他、スティック状のモナカに北海道産小豆の手作り粒あんや白あんを敷き詰め、生キャラメルやマンゴーなどフルーツと団子を添えた「デセールもなか」などオリジナル甘味も揃えている。
※写真はイメージです。

【その他】

・ご利益横丁(施設2F)


 2Fのメインストリート。通りの左右には商店が建ち並んだようなデザインで、天井には提
灯が連なるレトロな空間。小吉広場・中吉広場・大吉広場の3つの広場には、花や動物、もののけを模したオブジェが置かれ、フォトスポットやベンチが並ぶ憩いの場として楽しむことができる。

・時空階段(施設1F~2F)


 来園者を現代から過去へと誘うレトロな雰囲気の階段。花やしきの過去の風景写真も展示。新エリアに繋がるこの階段は、1階の入口部分からも2階の気配を感じ取れるよう、天井部分には2階へと繋がる提灯が存在し、時を遡る雰囲気を味わえる。

■施設情報
所在地:〒111-0032 東京都台東区浅草 2-28-1
TEL :03-3842-8780
・入園料
大人(中学生以上~64歳):1,200円
小人(5歳~小学生):600円
・フリーパス(入園料別途)
大人(中学生以上~64歳):2,800円
小人(5歳~小学生):2,400円
・のりもの券
普通券1枚:100円
回数券11枚綴り:1,000円
営業時間:
10:00~18:00 (最終入園は閉園30分前)※季節・天候により変更あり。
アクセス:
つくばエクスプレス「浅草駅」より徒歩3分
東京メトロ銀座線/都営地下鉄浅草線/東武スカイツリーライン「浅草駅」より徒歩5分

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