コムドットの5人が語る「夢の舞台への道のり」 メンバーにとっての“東京ドーム”とは?

ソロインタビュー:やまと編
「東京ドームでライブを見て『あっちに行きてえ!』と悔しくなっていた」

ーーまずは、やまとさんにとって東京ドームとはどのような場所ですか?

やまと:どんな場所なんだろうなぁ……。東京ドームは、アーティストさんのライブで何度も行ったことはあります。でも、すごい悔しくなっちゃうんですよ。

ーーというと?

やまと:ライブが始まって半分くらいまでは楽しいのに、そこから先はうずうずしちゃうというか。「あっちに行きてえ!」と思ってしまうんです。嫉妬というと少しおこがましいけど、冷静になってしまう瞬間があって。

ーーそれはYouTubeを始める前からですか?

やまと:そうですね。始める前から、「誰かに何かを与える側になりたい」「実際にあのステージに立ったらどうなるんだろう?」と考えてきました。だから、実際に東京ドームに立てるのがすごく楽しみです。

ーー東京ドームといえば日本のトップレベルの舞台ですが、いつごろから意識されていましたか?

やまと:ぴあアリーナMMで、写真集『JOURNEY』の出版を記念したファンミーティングをやったときくらいからですね。写真集を買った人だけが応募できるイベントなので、応募する権利を持っている人が限られているのに、応募が5万人を超えていたんです。これはいつかドームもできるだろうな、と。

ーードームでやるというのは、グループとしての勢いも増すと思います。

やまと:本当に光栄です。“動画クリエイター初”と言われることをたくさんやらせてただいて、自分たちの使命が分かってきたタイミングだったので。これからも常識を破りながら新しいことにチャレンジしていきたいですね。世間の印象も、これを機にいい意味で変わっていくんじゃないかなと思っています。

ーー地上波での冠番組やCM出演など、コムドットさんはさまざまな偉業を成し遂げてきました。

やまと:とくに地上波での冠番組は、動画クリエイターだとむずかしいと言われていました。そのなかで、鈴木おさむさんに「まったく新しい角度から、テレビ番組を作ってみない?」と声をかけていただいて。動画クリエイター界のことを考えて決断したんです。だから、いかにゴールデン帯に持っていけるかなど、いまも挑戦を続けています。自分たちの成功が、ほかの動画クリエイターの活躍につながっていけばいいなと思っています。

ーー現在のコムドットさんは、後輩を育てていく気持ちが強くなっているのでしょうか?

やまと:そうですね。そもそも僕たちは、中学生のころからクラスをまとめるタイプの集団だったんですよ。たとえば、体育祭の打ち上げとかも「全員で行こうぜ!」と引っ張っていたような。だから、そんな力を動画クリエイター界でも発揮していけたらいいなと思っていて。やっぱり、ほかのクリエイターさんたちと何かやるというのは楽しいし。昔は全員を倒すつもりでやってきたけど、いざ視界が広がってみるといろんなことがクリアに見えてくるんですよね。動画クリエイター界に恩返しをするには、僕たちだけじゃなく全体を盛り上げるべきだなって。それが新しい時代を作ることに直結すると思っています。

「来年は国民的なチャンネルになっている」 コムドットが語る、大躍進の2022年と2023年の野望とは

地元の幼馴染で、中学生時代に同じバスケ部に所属していたやまと、ひゅうが、ゆうた、あむぎり、うらた(ゆうま)で結成されたコムドット…

■ライブイベント『Creator Dream Fes ~produced by Com.~』概要
【開催日時】2023年7月27日(木) 開場15:00 / 開演17:00
※公演時間は変更となる場合がございます。予めご了承ください。
【会場】東京ドーム
【特設ページURL】https://contents-abema.com/cdf2023/

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