コムドットの5人が語る「夢の舞台への道のり」 メンバーにとっての“東京ドーム”とは?
ソロインタビュー:ひゅうが編 「努力をしている子たちに光を当ててあげたい」
ーー東京ドームでイベントをやるのは、ファンの方だけでなく世間からの注目を集める大きな出来事だと思います。どのくらいから構想を練られていたのでしょうか?
ひゅうが:うーん。急に決まっていくことが多いんですよね(笑)。実際に聞いたのは、3月末くらいです。まだYouTubeを始めて4年半くらいなので、構想を練っていたというよりは、「マジか!」という感じで。
ーー想像もしていなかった?
ひゅうが:ぴあアリーナMMで、写真集『JOURNEY』の発売記念イベントをやった時に、すご人数が応募してくれているというのは聞いていました。なので、「ドームでもできたんじゃね?」「できたらいいよね」という話はそのころから出ていましたね。でも、いざ立てると「熱いな!」と思いました。
ーー東京ドームでの思い出はありますか?
ひゅうが:少年野球をやっていたので、東京ドームは野球をする場所という感じです。小さいころから、何度も試合を観に行っていました。一度、開会式をしたこともあるんです。だから、とにかく野球のイメージが強いんですよね。どういうふうにステージができていくのか、まだ感覚がつかめていないです。
ーー気持ち的な面ではいかがですか?
ひゅうが:気持ち的には「いまからやるよ!」と言われても、全然大丈夫ですね。僕、自分たちを応援してくれる人に会うのは緊張しないんです。わざわざ足を運んでくれる人って、きっと熱量を持って応援してくれているし、僕たちのことをなんでも知ってそうじゃないですか。だから、ラクな気持ちで会いに行けそうだなって。
ーーあまり緊張はしないタイプ?
ひゅうが:自分たちのことをまったく知らない方の前だと緊張します。多分、よくない印象を与えたらどうしようとかいう不安が根底にあるんですよね。でも、ファンの方の前ではそれがないので。常にありのままの自分を魅せられるので安心です。
ーー今回のイベントは、総合プロデュースがコムドットということで。ほかのクリエイターさんを引っ張っていく気負いのようなものはあるのでしょうか。
ひゅうが:今回は、ステージに立った経験が少ない後輩たちも出演します。それでドームの舞台にでるなんて、かなり緊張しますよね。僕たちは動画クリエイターのなかでは人前に立つ機会も多く、経験値もある方なので、なるべく緊張を抑えて、まわりの緊張を解く側に回っていきたいなと思っています。「僕たちがいるから、ミスっても大丈夫だよ」と言ってあげたいですね。とにかく、楽しんでほしい!
ーーコムドットさんのなかで、後輩を支えていきたい気持ちが強くなっている?
ひゅうが:そうですね。いちばん後輩だった時は、上に上にという意識が強かったんです。でも今は、下の子たちを引っ張り上げてあげたいという気持ちが強くなっています。実力がある子は、ちょっと手を差し伸べればグッと上がることができると思うので。努力をしている子たちを見つけて、なるべく光を当ててあげたいと思っています。
ソロインタビュー:あむぎり編 「東京ドームという舞台でも素を出せたら」
ーー今年の2月末に行われたぴあアリーナMMでのイベントで、1万人を前にされた時はどう思われましたか?
あむぎり:YouTubeの登録者数が伸び出したのがコロナ禍だったので、いざ数字を見てもどんな感じなのか理解できなかったんです。そんななかでの単独イベントで、僕たちのファンだけで1万人も集まってくれた。いざ目の前にした時に、人数もそうだけど、コロナ禍に入ってから視聴者さんと会う機会がなかったのでシンプルに会えたことがうれしかったですね。
ーー東京ドームでは、その5倍の人数が集うことになります。
あむぎり:いや、すごいですよね。自分が立つということが、まだ想像できていないんですけど、緊張せずに楽しんでいきたいです。ぴあアリーナでのイベントを経て、大勢の人の前に立つことに慣れてきたので、東京ドームという舞台でも素を出せたらいいなと思います。
ーーあむぎりさんにとって、東京ドームはどのような場所ですか?
あむぎり:アーティストさんのコンサートや野球観戦で行ったことがあるのですが、とてつもなく大きな会場というイメージがあります。ずっと見ている側だったので、いまでも不思議ですね。
ーー今回のイベントで、先輩クリエイターとして見せていきたいものを教えてください。
あむぎり:イベントに出演していただくのは、みなさんコラボ撮影をしたことがある方たちなので、その時のようなリラックスした5人を見せられたらいいなと思います。メンバーそれぞれ雰囲気がちがうので、そこも楽しんで見ていたらけたらうれしいです。