ヒカキン、フィッシャーズも参戦 3年ぶりの開催となった『U-FES.2023』丸わかりレポート!

カラフルピーチ×現実世界のクリエイターのコラボで盛り上がるゲームコーナー! 

 2つ目の演目はゲームコーナーへ。MC3人が「だるまさんがころんだ」をしている最中、照明が一気に落とされ、『マインクラフト』のゲーム画面が映し出される。画面上にカラフルピーチが登場すると、会場が黄色い声援に包まれた。

 カラフルピーチとは、12人組のゲーム実況系YouTuberグループだ。『マインクラフト』の実況動画を投稿しており、今回のゲームコーナーでは、カラフルピーチの大人気シリーズ、「だるまさんがころんだサバイバル」が放映された。

 「だるまさんがころんだサバイバル」とは、だるまさんがころんだをしながら隠されたお札を見つけ、だるまを封印していくというもの。ゲームの世界でお札を探すカラフルピーチだったが、お札が見つからず、カラフルピーチが助けを求めた先は現実世界のクリエイターだった。

 フィッシャーズを筆頭に、お札を探しに観客席を走り回るクリエイターたち。そして無事お札をカラフルピーチに届け、ゲームは幕を閉じた。現実世界とゲームの世界の壁を超えたコラボは、U-FES.だからこそ実現できた斬新なコラボのかたちだった。

 最後に、パペットの姿でステージに登場したカラフルピーチ。リアルで触れ合うことができた観客は、思わぬサプライズに大興奮の様子だった。

常夏のような熱さが渦巻くミュージックコーナー

 最後の演目のミュージックコーナーは、すずしょうとの「A-1」を皮切りにスタート。「2015年、僕たちはお客さんとしてここに来ていました」と語るすずしょうとの表情には、感慨深さが滲んでいた。

 ESPOIR TRIBE -エスポワール・トライブ-は最新のリリースである「いつかまた…」を披露。「いつかまた会える日が来たら」という歌詞は3年ぶりに開催されたイベントのシチュエーションにピッタリで、より歌詞が来場したファンの心に染みるものとなった。

 続けて、ステージにはフィッシャーズ・ンダホが登場。登録者数100万人突破記念として、フィッシャーズ・ンダホからESPOIR TRIBE -エスポワール・トライブ-のけーすけにプレゼントされた楽曲「黄援唄」を披露した。観客も2人のメンバーカラーである黄色にペンライトの色を合わせ、会場が暖かな光に染まった。

 次に登場したフィッシャーズは、ステージ上に布団を敷いて寝ている姿からパフォーマンスが始まるという、斬新なスタート。目覚ましが鳴り、飛び起きたメンバーたちは、マサイのソロ楽曲「睡魔」を歌い上げた。そして、ステージには旧メンバー・ぺけたんのマスコットが登場し、常夏チューンである「未完成人」での彼の歌唱音源も流れる展開に、ファンは感無量だっただろう。加えて、メンバーがトロッコで観客の近くまで行くパフォーマンスにより、会場のボルテージは最高潮へと達した。

 最後を締めくくるのは、「JOIN US(ジョイナス)」。出演クリエイターのほか、さらにUUUMクリエイターも加わってステージに立ち、肩を組んで熱唱した。

 すべての演目を終え、最後に記念写真を撮影し『U-FES.2023』29日は終了。フィッシャーズのシルクは「今日の感想をツイートして、明日につなげましょう」と、最終日に向けた前向きな感想を述べた。

 ヒカキンは「イベントができたことにウルっときました。気持ちよかったです。ありがとうございます」とコメント。大型イベントを開催することが難しかった年月を振り返り、嬉しさを噛み締めながら今回のU-FES.を締め括った。

 『U-FES.2023』は、今までコロナにより耐え忍んできた時間を吹き飛ばすような、熱いエネルギーに満ち溢れたイベントとなった。動画を通して視聴者を笑顔にし、日々の楽しみを提供してくれるクリエイターの今後に、さらなる期待が高まる。

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