20代OLYouTuber、「フェラーリ 488スパイダー」に乗り換え 現実離れした予測不能なカーライフはどこへ向かう?

 20代の丸の内OLでYouTuberの「あま猫」が、新車価格2700万円の「フェラーリ ポルトフィーノ」を売却した費用を元手に、新車価格3000万円を優に超える「フェラーリ488スパイダー」を購入したと報告した。

 あま猫は「平日は丸の内OL、休日は車好き女子」を自称する女性YouTuberだ。愛車は「SUBARU WRX STI」「フェラーリ ポルトフィーノ」「レクサスIS500 First Edition」「ホンダNSX」の計4台。新車価格で合計約6000万円に達する高級車の数々をマイカーとして乗り回す、OLらしからぬセレブなカーライフを届けるスタイルの動画が人気を博し、公式YouTubeチャンネル「あま猫 / AMA」の登録者数は、23年4月29日時点で13.8万人を数える。

 そんなあま猫は4月27日に公開した動画で、昨年7月に2700万円で購入した「フェラーリ ポルトフィーノ」を売却すると伝えている。その理由は2つ。1つ目は、後継車である「ポルトフィーノM」が中古車市場にちらほら出回った影響で、「ポルトフィーノ」のリセールバリューが徐々に下がってきたためだという。

 2つ目は、自身が所有するブルーツールドフランスのボディカラーの「ポルトフィーノ」が希少であり、同車があま猫の所有車だとYouTubeを通して認知され過ぎたからだと説明した。というのも、外出すると写真を撮られることも多く、執拗に追いかけられたこともあり、さらにはGoogleストリートビューで住所を特定されるといった迷惑被害にも遭ったそうだ。

 これらの事情から泣く泣く「ポルトフィーノ」を手放す決断をしたあま猫だが「私のフェラーリライフは続いていく」として、新たなフェラーリの購入を予告していた。

 この動画の投稿からわずか2日後。4月29日に公開した動画であま猫は「今日は新しいフェラーリの納車日ということで」と言い、高級車の販売店へと訪問した。「ポルトフィーノを売却することでだいぶ悩みはしたんですけど、人生短い間、何を乗るかというのを真剣に考えた結果、今回購入した車が納車ということなので、めちゃめちゃ楽しみにしておりました」とあま猫。

 新たに購入した車とは、「フェラーリ488スパイダー」だった。特筆すべきは、パールホワイトの特注カラー「ビアンコイタリアン」の外装色。車体に顔を近づけると、パールのきめ細かな粒子がキラキラと輝くこの色に塗装するだけで、320万円の費用を投じたという。さらに、ホイールにはフェラーリ公式のアップグレードホイール「ジェニュインホイール」を搭載し、内装はフルカーボン仕様となっていた。

 「フェラーリ488スパイダー」の新車販売価格は3500万円程度。今回の動画の中で、購入価格は公表されなかったが、特注カラー「ビアンコイタリアン」の外装をはじめとした数々のオプションが加わっていることも踏まえれば、かなりの高額になっていることは間違いない。

 こうしてまた新たなスーパーカーを入手したあま猫。彼女の現実離れした予測不能なカーライフが、今後どんな方向に展開されていくのか、引き続き注目していきたい。

20代OLYouTuber、“2700万円超のフェラーリ”の売却を決断 苦渋の決断に至った2つの理由を明かす

20代の丸の内OLでYouTuber「あま猫」が、所有する「フェラーリ ポルトフィーノ」の売却を発表した。 【今までありがとう…

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