1合炊きのIH炊飯器や湯葉が作れるIH鍋 なぜかエレコムの調理家電がスゴイことになってる!

 エレコムという会社を聞いてどんな製品を思い浮かべるだろうか。マウスやキーボードなどのPC周辺機器、そしてスマホケースや液晶保護フィルムなどのスマートフォン関連グッズが多いように思う。そう、エレコムは大手のデジタル系の周辺機器メーカーだ。しかし、実は家電製品も手掛けている。古くはUSB扇風機や女性向けの体組成計、マッサージ機や美容家電などいろんなことをやっている。

 そして昨年、エレコムは「LiFERE(リフィーレ)」というブランドを立ち上げ、IH卓上鍋「HOTDISH(ホットディッシュ)」にて調理家電にも参入した。そして今回、第二弾となる調理家電が登場したので紹介していこう。

エレコムが炊飯器?と言われたけどIH対応で美味しい

 エレコムの調理家電第二弾として開発された製品は3つ。ひとつ目がなんと家電メーカーの本流である炊飯器だ。とは言え近年は多くのメーカーから炊飯器が登場しており、新規参入するメーカーが炊飯器を出すことも決して珍しくもないが、釜の素材研究からしているこだわりぶり。

小型IH炊飯器 『HAC-RCIH01』(予想実勢価格1万2800円)

 今回エレコムが発表したのが一見すると電気ポットに見えるフォルムの「小型IH炊飯器 HAC-RCIH01」。炊飯容量は1合のコンパクトモデルだ。近年、自宅に炊飯器を置いていない人が増えている。生活スタイルや食の好みなどさまざまな理由があるが一つに起き場所の問題があるという。この小型炊飯器ならその問題はない。一般的な炊飯器の半分ぐらいのスペースに設置できる。

計量カップ、しゃもじ、低糖質炊飯のためのザルが付属する。

 実際に小型IH炊飯器『HAC-RCIH01』で炊いたご飯を食べてみた。まだ量産前の試作機ではあったがシャッキリとした食感でお米の味もしっかりしていた。安い炊飯器にありがちなべちゃっとした食感や水っぽさはない。さすがIH方式でしっかりと熱を加えているという印象だ。

炊きあがったご飯。シャキリ寄りの食感だった。

 さらにエレコムによるとこのスリムボディもIH方式だから実現できたとのこと。IHが美味しさとデザインの両方を実現しているのだ。試食会場では白米の他、カニ缶を使った贅沢な炊き込みご飯なども。1合だけだからこそ、炊き込みご飯などに気軽にチャレンジできるのも嬉しい。

エレコムが考案した「欲望の蟹めしおにぎり」と「悪魔の炊き込みおむすび」

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