ラファエルの“成り下がり”アピールが止まらない ついには家賃3万8000円の事務所へ引越し?

 かつて“時給日本一のYouTuber”を自称していたラファエルの、成り上がりならぬ“成り下がり”が止まらない。

 栄枯盛衰の激しいYouTuber界。チャンネル登録者数179万人(23年3月21日時点)を誇る古参YouTuberのラファエルもまた、厳しい現実に直面している。数年前まで、高級マンションでの豪勢な暮らしぶりを紹介したり、高級車やブランド品を買い漁ったりと、羽振りの良さを全面に押し出すキャラクターで人気を博したラファエルだが、近年は動画の再生数が激減。

 その影響は収益面にも及び、22年11月30日にYouTubeチャンネル「令和の虎CHANNEL」で公開された動画に出演した際には、「広告収益が10分の1に落ちている」と告白したことが話題を呼んだ。このカミングアウトをきっかけにラファエルは吹っ切れたかのように、都内の家賃140万円/月の物件から千葉の家賃40万円/月の物件へ引っ越し、盟友のYouTuberヒカルから1億円を借金するなど、180度の路線変更を敢行した。

 そんな“金欠キャラ”へと生まれ変わったラファエルが、自宅に続き、経営する事務所のサイズダウンによる経費削減に踏み切った。

ネクステ解散したし事務所移転して一からやり直します。

 最近家族で千葉に引っ越したばかりのラファエルだが、2023年3月20日に公開した「ネクステ解散したし事務所移転して一からやり直します。」と題した動画では、「事務所のほうもあまり贅沢してはダメだということで、事務所も引っ越しました」と報告した。事務所移転にあたり、ラファエルが求めていた条件は「港区でなるべく安め」のみ。それに基づきマネージャーが契約してきた物件は、港区某所に建つ家賃3万8000円の木造アパートの一室だった。床は畳張りで、エアコンの配管の関係で窓が閉まらず、トイレは和式という有様。以前、事務所として借りていたラグジュアリーな高級マンションの一室とは雲泥の差だ。マネージャーに案内されたラファエルが「どんなとこ借りてんねん、お前!」と声を荒げるのも無理はない。

 とはいえ、事務所のグレードを大幅に下げたことで、目論見通りに経費が浮くことには変わりない。ラファエルによると、今回の事務所移転で「ほぼ100万円浮く」とのこと。東京から千葉へ自宅を移したことで家賃として100万円が既に節約できているため、「月200万円浮いてるやん! 年間2400万円浮いてるやん!」と喜んでいた。

 このように事務所の質を極限まで下げたラファエルだが、向上心はいまだ失っていない。「目標立てようか!」と切り出し、YouTubeでの活動を軌道に乗せ「半年後にはマンションに引っ越します」と、事務所の再移転を公約として掲げていた。一度成り下がってからの成り上がりを目指すラファエルが、今後、どんなストーリーを描くのか。引き続き注目していきたい。

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