元YouTuber・ほりえりく、解散後の過去とプロデュース業の展望を語る 「彼女はさんこいちメンバーと同じ天才」

ほりえりく、解散後の過去と今後の展望を語る

 2021年1月末に解散した、登録者数140万人越えの人気YouTubeチャンネル「さんこいち」。同グループのリーダーを務めていたほりえりくは、アイドル事務所「RAISE inc.」の代表取締役に就任し、アイドルグループ「1つ足りない賽は投げられた」などをプロデュース。さらには、SNSとマスメディアの垣根を超えたタレント・クリエイターを排出する総合エンタテインメントプロダクション「Uniiique」にて副代表を務めている。

 解散から2年。自身がトップYouTuberとして活躍していた、ほりえはセルフプロデュースと、現在のプロデュース事業においてどのような違いを感じているのか。これまでの歩みを聞いた。

解散直後、人に感動を与えるのが好きだと再認識した

ーー現在の活動を教えてください。

ほりえ:大きく分けると、2つのことをしています。まずは、代表取締役を務めている「RAISE inc.」(以下、「RAISE」)で「1つ足りない賽は投げられた」(以下、ひとさい)というアイドルグループと、2月11日にデビューしたばかりの「ふぇありーアクセ」というアイドルグループのプロデュース。もう1つは「Uniiique」という総合エンターテインメントプロダクションの副代表。こちらでは『今日、好きになりました。-朝顔編-』に出演し、現在配信中の『卒業編』にも参加している折田涼夏のYouTubeのプロデュースをしています。

ーー「RAISE」と「Uniiique」2つの会社でのほりえさんの役割を教えてください。

ほりえ:「RAISE」では、株の100%を持ち、責任者として、作詞・作曲から、イベントの制作まで責任者として幅広く携わっています。「Uniiique」は福岡にある株式会社ジョブ・ネットと折田涼夏が所属している株式会社ASUNAの合弁会社のようなもので、Z世代のインフルエンサーを中心に構成された事務所です。そこでは、案件の進行や企業案件のタイアップを獲得するなどの業務をしています。

ーーもともとプロデューサー業には、興味があったのでしょうか?

ほりえ:そうですね。実は自分がYouTuberをやっていたときから何組かプロデュースさせてもらっていました。ただ、契約上、具体的なことを公表できなかったので、このタイミングでやっと発表することになったんです。

ーーでは、解散前から現在のような活動をすることは決めていたのですね。

ほりえ:解散直後は、もう少しIT系寄りのこと……Instagramの美容系のまとめアカウントの運営などをしていました。ありがたいことに順調にフォロワー数を伸ばしていったので「これを主軸にやっていけるな」という確信があったのですが、半年くらいやったタイミングで「つまらないな」と思ってしまったんですよね。

ーーそれはなぜでしょうか?

ほりえ:数字を追うことだけを考えるというのが、合っていなかったんだと思います。そのときに情報を与えるよりも、人に感動を与えたり、楽しいと思ってもらえたり、感情を動かせるような仕事がしたいなと。それで半年くらいやって、エンタメ系のプロデュースをすることに決めました。

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