『隣の恋は青く見える4』最終話ーー8人のカップルが「破局」を選んだ恋愛の現実 “好き”よりも“安心”が新しい恋に進むきっかけに

『隣の恋は青く見える4』最終話

“好き”よりも“安心”を選んだミチルの決断

 スタジオメンバーも、リュウタロウと復縁するはずだと思っていたミチルは、なんと新しい恋に進むことを決断した。

 正直なところ、リュウタロウと復縁デートをしていた時のミチルは、“乙女の顔”をしていた。彼が、「好きなタイプは、毎日天秤に1個しか置いてくれない女の子です」とミチルへの“匂わせ”をした時に悩んでいたのも、好きの気持ちが残っているからだと思っていた。

 だが、この旅を通して、“好き”よりも“安心”を求めるようになったミチル。たしかにニアスは、とっても分かりやすい。「好き」とストレートに伝えてくれるし、しんどい時にはうざったくなるほどに寄り添ってくれる。何を考えているのか分からないリュウタロウとは、正反対なタイプだ。

「年齢的に結婚したいという感情よりも、一緒にいる人の何気ない時間を大事にして、その人を支えたいという気持ちがある人と一緒にいたいっていうふうに変わった」

 この発言の“その人”は、ニアスのことだったのだろう。『隣恋4』では、いちばん感情が乱されていたといっても過言ではないミチル。これからは、まっすぐな男・ニアスに愛されながら、安定感のある幸せな日々を送ってほしい。

 今回の旅を通して、大きく変化をしたメンバーたち。とくに、彼女を束縛しすぎてしまうカイトが、リカとの破局を通して、「仕事に集中したい。恋愛とかじゃなくて、自分で頑張れたらいいな」と言うようになったのが印象的だった。

 7日間という短いようで長い“公認浮気生活”のなか、自分とそして相手とじっくり向き合ってきた16人。幸せの形は、恋愛だけじゃなくてもいい。破局した人も、新しい恋に進んだ人も。全員が、笑っていられる未来が続くと信じて。

 

【場面写真】『隣の恋は青く見える4』最終話ハイライト

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