タレントのヒロミが、昨年、自分自身への誕生日プレゼントとして80万円で購入したスズキ「GT550」のレストアが、およそ1年がかりで完了したことを報告した。

　毎年、誕生日の2月13日に合わせて、自分へのバースデープレゼントを買うことを恒例行事としているヒロミ。2022年に、57歳の誕生日のご褒美に選んだのは、スズキ「GT550」のベース車両だった。ベース車両であるため、レストアしなければ走行することはできない。そこでヒロミは、「GT550」のオーバーホールに着手。当初は作業期間を「早くて1か月」と見積もっていたが、50年近く前のビンテージバイクであるため一筋縄にはいかない。

　公式YouTubeチャンネル「Hiromi factory チャンネル」で、日頃、愛車・愛機をカスタムする動画を頻繁に公開しているヒロミだが、こと、「GT550」に関しては難航しているのか。22年4月16日にエンジンを清掃する動画のみを公開し、その後、進捗報告が一切行われなかった。そんな一年越しの恋人「GT550」がこの度、ついに完成したようだ。

　23年3月5日に公開した「【GT550】去年の誕生日プレゼント 1年かかって復活！」と題した動画でヒロミは、馴染みのバイクショップを訪問。同店舗でレストアを依頼していたスズキ「GT550」が完成したとしてお披露目した。購入時よりビジュアルも洗練され、金色の縁取りがあるブラックのガソリンタンクと、セブンスターのホイールがひときわ映えている。ちなみに、復活までに1年を要したのは、「GT550」のパーツが市場になかなか出回っていなかったからだという。特に「オイルシート」の純正品は、日本のみならず海外含めて探したものの、ついに見つからず、他社の部品で代用したことによりエンジンを組めたのだとか。

　ヒロミは「生まれて一番最初に乗ったオートバイが、近所のお兄ちゃんが買ったGT380だったの。後ろに乗っかって、『こんなんなんだ、オートバイって』と思ったのがGT380」と思い出を振り返り、「その（GT380）のお兄ちゃんなものだよね。550は」と説明した。
その後、店の外にバイクを出して「音、最高だから」と言い、エンジンをかけるヒロミ。そのままヘルメットとバイク用グローブを装着し、初乗りを楽しんでいた。

　コメント欄には「めちゃくちゃカッコいい」「バイクの話しをする時のHIROMIさんの目がキラキラしてます」「音イイっすね〜」などの声が寄せられている。

　なお、ヒロミはこれまで、自身の誕生日プレゼントとして、55歳の時にはダイハツ「ハイゼット ジャンボ」、56歳の時にはヤマハのランドカー、そして57歳でスズキ「GT550」を購入したと、YouTubeで報告している。しかし、今年迎えた58歳の誕生日プレゼントに関しては3月6日時点で何を買ったのか明かされていない。もしかしたら、怪我をしている妻への配慮から自粛している可能性も考えられるが、もし、購入しているのであれば、どんなものを買ったのか伝えてくれる日を楽しみに待ちたい。