Meta × SHIBUYA109はどのような可能性を生む? クリエイター支援のための拠点「Creator Collaboration Space」がローンチ
プログラムはNetflixやcryptexと協業して展開
Facebook Japanクリエイターパートナーシップスの綾尾康嗣氏からは、Creator Collaboration Spaceで計画されているプログラム紹介が行われた。
2021年から行われてきたオンラインセミナーのスピンオフ版として行われる「Instagramマスタークラス」や「ARエフェクト作成ワークショップ」、VRのイベントの他、他社と協業して行うプログラムも計画されているという。
具体的には、シンセカイテクノロジーズが運営する次世代クリエイターレーベル 「cryptex (クリプテックス) 」や動画配信プラットフォームのNetflix、音楽活動をサポートしているFRIENDSHIP. などとの共同プログラムが計画されていると発表した。
また、ビジネスマーケティングプランも用意されており、クリエイターを交えて取り組むめることが最大の特徴だと話していた。
クリエイターにとって「0→1の体験はオフラインのほうがいい」
クリエイタートークセッションでは、ARクリエイターのアサギ東京氏(@asagi_tokyo)、美容系クリエイターのたけたろう氏(@taketaroutime)を招き、Facebook Japanクリエイターパートナーシップス小串良輔氏がモデレーターとして、今回のスペースについて意見を述べられた。
新しい知見やスキルを身に付けられるという点に対してアサギ東京氏は「実は(Instagram)のリールをあまり使ったことがないので、学べるのはいい」と好意的。また、「0→1の体験はオフラインのほうがいいのでは」と、リアルな場で学べることへの期待を述べた。
またクリエイター同士が交流できるという点についてたけたろう氏は、Metaが開催しているグローバルイベント「Creator Week」へ参加したことが「期待していなかったけど、参加したら刺激的だった」と振り返る。アサギ東京氏も「想像がつかないようなコラボをここでやりたい」と話していた。
基本的にはクリエイター向けの場所として開かれる予定のCreator Collaboration Spaceだが、イベントによっては一般の人も参加出来るものもあるという。この場からどのような新しい発信が生まれるのか、注目していきたい。
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