「ポケモン SV」最強のエースバーンレイドにソロで挑戦 怒涛のビルドアップに大苦戦!?

最強のエースバーンにソロで挑戦してみた

 『ポケットモンスター スカーレット・バイオレット』のクリア後要素として人気を集めている、黒い結晶での星7テラレイドバトル。今回開催された「最強のエースバーン」は1月13日から1月16日までの期間限定で、最強のリザードンに続く開催となった。

 エースバーンは、『ポケットモンスター ソード・シールド』の最初の3匹であるヒバニーの最終進化で、2023年の卯年にもぴったりの選出だ。高火力の物理アタッカーであることに加え、かくとうタイプにテラスタルする非常に強力なポケモンだった。

 今回はソロでの挑戦だったため、筆者はちまたで話題になっていたヤドランで挑戦してみた。「てっぺき」と「わるだくみ」を最大まで積み、「いけいけドンドン」でさらにバフをかけ、「アシストパワー」でワンパンを目指すという王道の戦法は果たしてうまくいくのか。

 ステータス面ではミントでとくこう↑こうげき↓の補正を行い、もちものは持たせると攻撃するたびにHPが減ってしまうかわりに技の威力があがる「いのちのたま」に。また念には念を入れるため、「アシストパワー」のPPを10から12に、「なまける」のPPを5から8にアップして臨んだ。

 禍々しいオーラを放つ黒い結晶に入ると、かくとうテラスタルしたエースバーンが登場。ソロでレイドバトルに挑むとサポートキャラとして3人のNPCが参加してくれるが、今回はブラッキー、オノノクス、ハラバリーの3匹が味方についた。

「最強のエースバーン」攻略は余裕に見えたが……!?

 1ターン目はエースバーンがビルドアップをおこなってくるため、おちついて「てっぺき」で守りを固めたが、エースバーンの次なる行動、「アクロバット」でまさかの急所をもらってしまった。HPが半分ほど失い、厳しい立ち上がりに。

 しかしエースバーンがまひ状態になり、そのスキになんとか「なまける」でHPを回復しつつ、とくこうを最大まで積むことに成功。できれば「いけいけドンドン」を切りたいところだったが、「ヤドラン」の残りHPの少なさとエースバーンのHPがじわじわ減ってきていることを鑑み、シールドの展開を警戒して「アシストパワー」を選択した。

 シールド展開前とあって、効果は絶大。さらにこちらも急所を引き当て、エースバーンのHPを9割以上のところまで削ることができた。しかも、残り時間も半分以上残っている。

 が、ここでエースバーンがシールドを展開。もう一度「アシストパワー」を打てれば勝利と思われたが、エースバーンは「ビルドアップ」2回と「アクロバット」のコンボでヤドランのHPをかっさらい、ヤドランが初のひんし状態になってしまった。

 そしてヤドランのひんし中に、おそれていた事態が次々と発生。まずエースバーンは自分にかかっている悪い効果を打ち消し、さらに味方のステータス変化と特性の効果もかき消した。

 つまり、ヤドランのひんし中にバトルは振り出しに戻ってしまったわけだ。そしてバフがなくなった状態で復活したヤドランはアクロバットによってワンパンで死に続け、気づけば残り時間もゼロになり、サポートポケモンたちも全滅。あっという間に大逆転され、フィールドに弾き飛ばされてしまった。

シールドに苦しめられる時間が続く

 その後も何度も果敢に挑むものの、こちらがバフを積んでいる間にシールドを展開され、ジリ貧状態になって負けるという最悪の展開が続いた。積み技や「いけいけドンドン」の有無などを変えてみるもあまり効果はなく、「アシストパワー」を打ったあとにジリ貧になるという負のループにおちいってしまった。

 そして何度目かの挑戦。ようやく初戦と同じくエースバーンがまひ状態になり、とくこうを最大まで積んだ状態で「アシストパワー」を撃てる好機が訪れた。

 ここでまさかの急所を引き当て、ワンパンとまでは行かなかったが、初戦よりもダメージを稼ぎエースバーンを追い込むことに成功。さらに、怒涛のビルドアップ後の「アクロバット」も残りHP2とギリギリのところで耐えるヤドラン。

 即座に「なまける」で回復し、最後の「アシストパワー」を打ち込むと、ようやく「エースバーン」を倒すことができた。

最強のエースバーンと報酬をチェック

 レイド報酬は最強のリザードンのときと同じく、大量のけいけんアメやテラスピース、貴重なとくせいパッチ、わざマシンなどだ。わざマシン64には、今回大いに苦しめられた「ビルドアップ」が入っている。

 「最強のエースバーン」はいじっぱりな性格で、Lv.100だった。とくせいは戦闘に出るたびに、1回だけ出す技と同じタイプに変化する、「リベロ」をもっている。

 今回は急所を引き当てるなどのラッキーも重なり、なんとか勝利することができた。おそらくエースバーンのHPの見極めや、ヤドランのHP管理を上手く調整できれていれば、もう少し楽に勝てたと思われる。当然ではあるが、マルチでうまく連携をとりつつプレイできれば、さらに効率よく倒せそうだ。

 なお今回のレイドバトルが終了した1月16日、ポケモン公式Twitterでは早くも次回の最強レイドバトルの対象がゲッコウガであることが告知された。テラスタイプは「どく」で、厄介な相手になりそうだ。こちらの出現期間は1月27日から1月30日、2月10日〜2月13日となっている。

 最強ポケモンレイドは今後も継続的に実施されるはずだが、これ以外にも強力なポケモンを捕まえることができるレイドバトルは頻繁に開催されている。本作のメインストーリーをプレイし終わった後も、ぜひ楽しみ方のひとつとして、レイドバトルに積極的に参加してみてはいかがだろうか。

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