ヒカキン、閉校になる母校へサプライズ訪問 ”聖人エピソード”によりYouTuberの地位向上に貢献

 開校150周年を迎えつつも、閉校となる新潟・妙高高原南小学校へヒカキンがサプライズ訪問。多くの慈善活動を行うヒカキンに改めて注目が集まる。

閉校になる母校にサプライズで登場してみた

 チャンネル登録者数1100万人(2023年1月12日時点)を超えるヒカキンが、1月11日に「閉校になる母校にサプライズで登場してみた」という母校への訪問動画を公開した。ヒカキンの母校である妙高高原南小学校は、開校150年と歴史があるが、生徒数の減少により2023年3月での閉校が決まっている。そこで校長が、人気YouTuberであるヒカキンに対し「イベントに来てほしい」と依頼したとのこと。日々慈善活動や人のためにと行動するヒカキンはもちろん快諾。登場までバレることなく、無事サプライズは成功した。

 ヒカキンは「今の子は静かなんじゃないかと思ったけど、我々の時くらい元気」といい、交流を楽しんだ。その後は学校周辺に関するいわゆる“地元トーク”で盛り上がり、生徒全員で絵を書いていくなど交流を深めた。ヒカキンはスピーチで感謝の言葉、そして生徒たちにエールを送り、最後は「南小(妙高高原南小学校)で過ごした時間は思い出となって残り続けることでしょう。その大切な思い出を忘れないようにして下さい。」と胸の内を伝えた。

 今回のサプライズで大きな反響を呼んだヒカキンだが、以前からネットでは“聖人”と称されている。ヒカキンは他にも事前準備から配膳まで全てを担当し、ホームレスに炊き出しを行ったり、ワールドカップ試合直後にゴミ拾いに行ったりするなど、人の役に立つ模範的な行動を貫いている。また、登録者1000万人を超えた際も、もともと企画費用として使う予定だった1000万円を医療従事者に寄付しており、常に社会貢献する意識を忘れていない。

 YouTuberが職業として確立され、世間から認められる存在へ成り上がった背景に、業界の“キング”と称されるヒカキンの模範的な行動があるのは間違いない。

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