「来年は国民的なチャンネルになっている」 コムドットが語る、大躍進の2022年と2023年の野望とは

ーー今年は地上波のCMやテレビ番組への出演など、YouTube以外での活躍も素晴らしかったです。地上波コンテンツへの出演に対する反響はいかがでしたか?

やまと:全員共通して感じていると思うんですけど、僕たちのYouTubeの視聴者に大人の方が増えたのが、コメント欄とデータにも顕著に表れていて、親子で楽しんでもらえるチャンネルになってきているんだなという実感があります。去年までは、若者に人気なチャンネルというイメージだったと思うんですけど、もう来年には国民的なチャンネルに近づけているんじゃないかと思えるほど、1つの大きなきっかけになりました。視聴者の層は確実に広がっています。

やまと

ーーテレビの世界のコンテンツ作りを経験されて、YouTubeのコンテンツ作りに何か変化はありましたか?

やまと:YouTubeはYouTubeで、テレビはテレビという部分はまったく変わらないですね。テレビに出る経験を重ねたことでトークの幅が広がったというのはありますけど、テレビはあくまで“演者として楽しみに行く”もの。一方でYouTubeの作り方は良い意味でなにも変わっていないです。

ーーコムドットスタイルをこれからも続けていくということですね。活躍を見守ってきてくれたファンの方に伝えたい言葉はありますか?

やまと:本当に今年1年は、すごく言葉で支えてもらった年だったんです。コメントやDMはもちろん、みんなの支えがなければ目標は確実に達成できていないと思いますし、僕たちの心もどこかで折れてしまっていたかもしれないと思うと、やっぱファンの方々の存在って本当になくてはならないものです。

 来年からはまた大きな目標を掲げたり、いろんな大きな仕事をこなしていくことになると思うんですけど、そのたびにファンの方々の応援あってのことだというのを僕たちも肝に命じながら、上を目指して、日本一を常に考えながら前に進んでいきたいなと思います。みんなに幸せを届けられるように頑張るので、みなさんもそのぶん、熱い応援で返していただければ嬉しいです。

ーー2022年は充実した1年だったと思います。2023年の目標と挑戦したいことを教えていただけますか?

やまと:グループとしては、イベントでファンのみなさんに会う機会を作りたいと思っています。個人的には、僕個人の写真集に挑戦したいかなと思っています。

ーーファンのみなさんも見たいと思います! うらたさんはどうですか?

うらた:演者力をもっとつけることです。YouTubeに対しての演者力は、長くやってきたなかで培われているんですけど、テレビに出演させていただいたことで、自分自身で編集することを前提に動画を撮っていたことに気づいたんです。そこを意識しないで、現場で笑いを取れるような演者力を手に入れたいというのが、いまの目標ですね。

うらた

ひゅうが:ストイック! ゆうまはまだまだ伸びそう。

ーー真面目なところが出ましたね。

あむぎり:僕は曲作りをしたいなと思ってまして。自分の曲を持ちたいというのもありますし、コラボさせていただいたアーティストさんやスカイピースさんのライブを見に行かせていただいて、すごく楽しそうだなと思って。僕もどこかで披露する機会を作りたい、曲も作ってみたいなと考えています。

あむぎり

ゆうた:僕は趣味を増やしたいです。普段から部屋にこもったり、ずっとメンバーと一緒にいるので、1人でポンって飛び出して、スノボ1人旅とか行ってみたいですね。

やまと:ダメダメ。俺らとやろうよ。

ゆうた:視野を広げていきたいです。

ゆうた

ひゅうが:僕は幼馴染5人でやってるいまの状況がすごく好きで。コムドット5人、同じ中学の同じバスケ部というのは、もはや当たり前になっているけど、これはめちゃめちゃすごいことだと思うんです。今日のようなイベントだったり、写真集など、大きなことを経験するたびに「すごいな俺たち」と実感します。僕としては、卒業したら離ればなれになるはずの中学校の友だちとずっと一緒にいられるこの環境がすごく大切なので、来年も1人ではなく、5人のこの関係を守りつつ活動できればと思います。

ーー今回はYouTubeのイベントへの出演となりますが、改めてコムドットさんにとってYouTubeとはどういう存在ですか?

やまと:「部活」ですね。目標があって、それを友だちと一緒に目指していくところが。顧問はいないですけど、一人ひとりが選手兼監督でそこが醍醐味なんです。失敗も成功も全部自分たちの責任になりますし、幼馴染かつ同じ部活をしてたメンバーでできているからこそ、守りつつ攻めつつ、この環境を大切にしていきたいと思います。

うらた:僕はYouTubeを「海」だと思っています。自由が1番好きなので、いろんな船(YouTubeクリエイター)がいて、こんなに自由に自分たちがやりたいようにできる1番重要な場所。いろんな職場がありますけど、これだけ自分たちでやりたいようにやれる場所はYouTubeしかないと感じています。

あむぎり:「居場所」ですね。YouTubeクリエイターのあむぎりとして、こうしていろんなところに立たせていただいてますし、やりたいこともYouTubeで経験させてもらっています。視聴者さんとの交流やいろんなことをYouTubeでさせてもらっていて、しかもYouTubeを見て育ったので、これからもYouTubeにいられるだけ居続けたいです。

ゆうた:「基地」みたいな。外部の仕事とかこういうイベントの仕事に出させていただいて、いろんな経験をして、そこで得たものやいいなと思ったもの持って帰る場所がYouTubeなので、そういう意味で「基地」ですね。

ひゅうが:俺はなんだろ……。

ひゅうが

やまと:ひゅうがもゆうたと同じやつ?

ひゅうが:俺もそれにしたい(笑)。めっちゃいいコメントだった。YouTubeは「僕の半分」ですね。僕の半分の人格はさらけ出しているんで。部活をやっているときは、1割がバスケ、9割が自分だったんですけど、自分の個人的な感情とYouTubeでの感情を両方大切にしながらやっていて、その5割を占めるようなものに出会えた。大切なものです。

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