2022.12.08 18:00

響き渡る歓声と絶叫……協力プレイで実現した声優とファンの熱い一体感　TZ GAME Labs×声優e-Sports部イベントレポ

文・写真・取材＝龍田優貴

――まずは本日の感想をお一人ずつお願いいたします。

田中：今回は4名での出演ということもあり、色々と新しい発見があったかもしれないです。私とつる（鶴見ゆき）はTZ GAME Labsさんに結構出させてもらっていて、今回も皆さんと近い距離感でオフ会みたいなテンションで楽しめました。

鶴見：そうですね。新規の方や久しぶりに来てくださった方も多かったと思います。やっぱり対面だと、「久しぶり！」とか「初めまして！」みたいなのが配信イベントよりも伝わりやすいし、逆に私たちの嬉しい気持ちも皆さんに伝わっていると思うし、そういう意味でも今日はすごく楽しかったです。

白城：こうやってお客さんとオフラインの場で一緒にゲームをするのが初めてで。本当に友達と遊んでいるみたいな気分で新鮮でした。イベント中にフリートークの時間があったんですけど、「みんな元気？」だったり「どこから来たの？」といった感じで喋ったり、本当に仲が良かったと思います。

堀籠：私も白城さんと同じくTZ GAME Labsさんのイベントは初めてなので、最初は借りてきた猫状態になるんじゃないかって思いましたが……。いざ始まるとお客さんが、みんな温かく迎えてくれて嬉しかったです。元々イベントの詳細を聞いた時から「面白そう」って楽しみにしていて、親近感を持って皆さんとゲームができたことも含め、貴重な体験をさせていただきました。

――オフラインイベントならではの見せ場もたくさんありましたね。

堀籠：ありましたね。私と白城さんが遊んだ『Propnight』はホラー要素のあるかくれんぼゲームで、初見プレイでしたがなんとか皆さんを倒すことができました。「今追いかけているこのキャラクターはあの人かな？」って、会場を見渡してプレイヤーを探すのも楽しかったです（笑）。

――オフラインイベントならではの醍醐味ですね。田中さんと鶴見さんは、とにかくプレイ中の絶叫が印象的でした。

田中：もう本当に、つると一緒だと1.5倍増しで声がデカくなっちゃうんですよね。お互いに煽りあった結果、2人ともうるさくなります（笑）。

鶴見：2人ともリアクションが大きいというか（笑）。それでもこの距離感で笑いに変えられるし、これも声優e-Sports部とTZ GAME Labsさんのイベントならではなのかなって思います。

――声優e-Sports部は、2022年秋で結成3周年を迎えました。田中さんと鶴見さんは大所帯になった声優e-Sports部を振り返ってみて、いかがでしょうか。

田中：私とかおりん（前田佳織里/声優e-Sports部・部長）の2人でイベントに登壇して、それから3年でメンバーが29人になり、どんどん活動の場が広がっていきましたね。

　最初は「どんな感じなんだろう」と思っていましたが、2期生が入ったタイミングで作ったYouTubeチャンネルでゲーム配信や動画投稿を始めてから3期生が入り、eスポーツイベントにも呼んでいただく機会が増えました。みんなゲーム好きで声優e-Sports部に入っていますし、趣味を仕事にできる喜びも感慨深いです。加入のタイミングや活動の場は違うこともあるけれど、全員が熱量をかけて一緒に成長できた3年間でした。

鶴見：私はオーディション・生放送・番組・イベント出演……などなど、たくさんの出来事を声優e-Sports部で勉強させていただきました。だからこそ、3周年という節目を迎え、新メンバーも増えて声優e-Sports部が続いていくことが凄く嬉しいです。気持ちの面でもワクワクしますし、これからは会えていないメンバーの方も含め、皆さんともっと一緒にゲームができたらいいなと思います。

――堀籠さんと白城さんは4期生として加入されましたが、声優e-Sports部でこれからやってみたいことや目標はありますか？

堀籠：私はまだ加入から1ヶ月ほどで、こうやって対面して声優e-Sports部の方々に会ったこと自体が新鮮でした。だから新入生気分と言いますか、これから色んなことができると思うし、新メンバーの立場からアイディアなども出せると思っています。おいしいポジションだと個人的には感じるので、今後の声優e-Sports部を楽しみにしていただけると嬉しいです。

白城：やってみたいことと言えば.......全員が一斉に集まるのとか良いですよね（笑）。すごい華やかだし、参加型のイベントにしてeスポーツタイトルを遊んでみたり、そういうことをできれば楽しいのかなって。思いつきの夢ですけど楽しみにしています。

――4年目に突入した声優e-Sports部のファンに向けて、最後にメッセージをお願いします。

田中：最初に開催したイベントから比べると、今の声優e-Sports部は本当に成長できたと思います。これって私たちだけでなく、部活動のようにみんなが一緒になって作り上げた成果だと思っていて。それに日頃から皆さんが声に出して応援してくださったからこそ、今回のようなオフラインイベントも開催することができました。引き続き「声優e-Sports部、まだまだやるんだ！」って気持ちを声に出しつつ、この活動を通して皆さんにeスポーツの魅力を伝えていきたいです！