YouTuber集団・だいにぐるーぷが登録者100万人を達成 人気の理由は圧倒的な企画力と編集技術?

 規格外な企画で人気のYouTuber、だいにぐるーぷがチャンネル登録者100万人を達成。2022年12月24日にこれまでの経緯について振り返る動画を投稿した。

幼馴染と2072日かけてチャンネル登録者100万人達成してみた

 だいにぐるーぷは、中学からの同級生である、岩田、土井谷、飯野、西尾、加藤、須藤で構成されたグループ系のYouTuberで、2018年の7月23日から動画投稿を開始。当初はなかなか視聴回数が伸びなかったが、他のYouTuberには真似ができない企画を始めたことで話題になっていく。

 最初に注目を集めたのは、心霊スポットに泊まる企画。「心霊スポットで1週間生活してみた。【1日目】」の動画は、現在400万回以上の再生数を達成している。その後、話題になってからもさまざまなコンテンツを提供しており、Part7まで投稿された「アメリカ全土で1週間鬼ごっこしてみた。」の企画では、全て100万回以上の再生数を獲得していた。

心霊スポットで1週間生活してみた。【1日目】

  また、2022年12月18日には、前例のない企画として、メンバーである加藤への冤罪ドッキリの動画を投稿開始。登場する警察官や弁護士は役者で、警察署なども全て仕込みになっており、全体を通して大規模なコンテンツとなっている。ターゲットを騙すための布石として、事前にYouTubeチャンネルで大々的に逮捕を発表していたこともあり、なかには「やりすぎではないか」という意見も見受けられたが、クオリティを重視するだいにぐるーぷとしては「賛否両論呼ぶものを作りたい」という強い意思があるようだ。

 だいにぐるーぷの魅力として、圧倒的な企画力だけではなく、3DCGやモーショングラフィクスを用いた高い動画編集技術も挙げられる。これまで投稿された動画には、違和感のないカットや笑えるナレーションなど、視聴者を飽きさせない工夫も満載だ。その編集技術は業界の目にも留まり、2020年にはVook主催の『VIDEOGRAPHERSTOKYO』にも登壇していた。

 他のYouTuberとは違って毎日投稿はせず、月に数本程度の動画しかあげないだいにぐるーぷ。職人的な姿勢と技術で、高いクオリティを落とさずに動画を作成し続けていることが成功の理由の1つだろう。100万人達成について「スタートライン」と語る彼らが、今後どのような挑戦を見せてくれるのか期待して、引き続きだいにぐるーぷの活躍を見守っていこう。

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