『ポケモン スカーレット・バイオレット』は、「エンカウント事故」「戦闘ループ」にご用心

『ポケモン S・V』のエンカウントにはご用心

 発売からいよいよ1週間以上が経過した『ポケットモンスター スカーレット・バイオレット(以下、ポケモン S・V)』。ネット上でも高い評価が多く見られる本作だが、伝説のポケモンに乗ってオープンワールドの広いフィールドを走り回るなか、意図しないポケモンとのエンカウントが起こる"エンカウント事故"がプレイヤーの中で多発しているようだ。

ポケモンが小さすぎて気付けない

 本作は広大なフィールドをコライドン、ミライドンにライドして冒険することが大きな特徴となっている。

 そしてフィールドにはエリアごとにさまざまな野生のポケモンが生息しており、操作キャラクターが接触するとバトルが始まる。

 通常、フィールドのポケモンは色や見た目で判別できるようになっている。『ポケモン S・V』では戦闘を避けたいポケモンからは離れ、ゲットしたいポケモンには近づいていくのが基本だ。

 ここで問題になっているのが、一部ポケモンのサイズがかなり小さいことであり、それが"エンカウント事故"を引き起こしているのだ。特に進化前のポケモンは、サイズが小さい傾向にある。たとえばこうちゃポケモンのヤバチャは、コライドンの顔よりも小さい。しかも不規則に浮遊しており、場所によっては周囲に咲いている紫色の花も相まって、非常に認識しづらいことも。

 広いオープンワールドを冒険するにあたって、コライドン・ミライドンへのライドは非常に便利である。しかしその一方で、ライド時に死角で見えないポケモンが存在する限り、この"エンカウント事故"は絶えないだろう。

 本作から新登場したポケモンのカプサイジも、小さいポケモンの代表格だ。緑色の体色は草むらと同化しており、エンカウントの表示が出るまで全く気づかないことも多々ある。

 同様にヒラヒナ、マメバッタ、カムカメもかなり視認しづらいので注意したい。

群れポケモンは"戦闘ループ"に要注意

 同様にトレーナーを悩ませているのが、群れをなしているポケモンたちだ。野生のポケモンは、トレーナーに勢いよく突進してくることがある。特に、マメバッタの進化系であるエクスレッグや、ヒラヒナの進化系であるクエスパトラ、ケンタロスなどは血の気が多いのか、トレーナーを見るやいなや突進してくることが多い。

 なかでもケンタロスの群れはこちらを発見すると、すぐさま先頭にいる個体が勢いよく突進をしかけてくる。戦う、もしくは逃げてその場を離れようとするも、いつの間にか群れに囲まれ、2戦目に突入する"戦闘ループ"を味わったプレイヤーもいるのではなかろうか。

 さらに群れの中心にいるポケモンとの戦闘後、周囲を取り囲む進化前のポケモンに囲まれて"戦闘ループ"に突入することもある。中心にいるポケモンと戦いたいだけの場合、歯がゆい思いをすることになるのだ。

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