芸能系女性スタッフのアイドル化はなぜ進む? 演者と裏方の垣根を越えた人気の理由を紐解く

 昨今YouTubeでは、お笑い芸人・かまいたちの樺澤マネージャーやオリエンタルラジオ・藤森慎吾の飛松マネージャー、サイボーグAD飯岡チャンネルなどアイドル的な人気を持つ裏方スタッフが増えている。そこで、YouTubeでなぜ女性スタッフのアイドル化が進んでいるのか、その理由を紐解いていきたい。

【トリセツ②】かまいたちが樺澤マネージャーの取扱説明書を作ってみました

 お笑い芸人「かまいたち」と「とろサーモン」のマネージャーを務める樺澤まどかマネージャーは、吉本興業の社員でありながら、生誕祭や単独公演を開催するなどアイドル的な活動を行っている。今年6月には休日に訪れたディズニーランドで撮影し、Instagramに投稿した写真がLINEニュースに取り上げられ、急上昇ワードで1位を獲得。それ以降、Instagramのフォロワーは増え続け、10万人を突破している(11月13日時点)。かまいたちのYouTubeチャンネルでは、樺沢マネージャーのフォロワー数10万人突破を記念し、日めくりカレンダーを作成する様子が公開されるなど、マネージャーの域を超えた活躍を見せている。

 かまいたちによって「おいしいものを食べるとテンションが下がる」「冷蔵庫を収納として使う」などちょっと変わった一面を暴露されている樺澤マネージャーは、普段は笑顔を見せながらも淡々と語ることが多い。動画では自分からグイグイ前に出るタイプではなく、飾らずに素を出せるという強みが感じられる、そんな印象だ。

【ライブ】かまいたちが樺澤マネージャー初ワンマンショーを見てみた!w

 しかしアイドル活動となると、その印象はガラリと変わる。ステージ上では笑顔が弾け、歌いながら客席を見渡せるほど活動を楽しんでいるようだ。かまいたちのYouTubeでも確実に結果を出している樺澤マネージャーは、活動の幅と実績から見ても、YouTubeで活躍する女性スタッフにおいて、アイドル的人気No.1の立ち位置といえる。

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