直近では平均600万回再生……朝倉未来が分析する“YouTubeのトレンド” 成功の秘訣は「3つの要素」にあり
朝倉未来の大人気企画Breiking Downの第6弾が始まった。素人を集め、それぞれが自分の夢をかけて戦うこのBreiking Downは、朝倉未来のシリーズ企画として唯一無二の存在感を放っている。直近では第6弾のオーディションが5回に渡り公開されており、1回目から520万、437万、741万、780万、591万と高い再生回数を記録している。
どんなに人気の高いYouTuberでも、シリーズ企画は回を重ねることに再生価数が減っていくケースが多い。一方、朝倉未来のBreiking Downは回を重ねても衰えることを知らず、多くのファンを魅了している。また、朝倉未来は自身のサブチャンネルにて、この要因を自ら分析した。
その結果行き着いた先は、「面白い番組づくり」こそがYouTubeで成功しているポイントだという。テレビ離れが進む現代、YouTubeを視聴する若者の数が圧倒的に多いことは言うまでもない。その層を魅了する要素として「共感性、人間同士のトラブル、人生の変化」、この3要素は面白いコンテンツには欠かせないと朝倉未来は語る。
高頻度で動画を出す際、身内同士の企画やドッキリに偏ると、どうしてもネタが尽きたりドッキリがバレたりと、企画の幅に制限がかかってしまう。「Breiking Down」のように、この3つの要素が取り入れられた番組化された企画であれば、企画の幅はさらに広がる。
そう好調の原因を振り返る朝倉未来だが、実際にアベレージ200万回再生、約半年間連続で100万回再生以上と、格闘家でありながらトップYouTuberさながらの数字を持っている。今後はさらに、素人同士の裁判を生放送で視聴者に捌いてもらう企画も考えているとのことで、新たなる番組が見られる日もそう遠くはない。
番組化に成功し多くのファンを魅了する朝倉未来。その効果は出演者達にも大きな影響を与えている。10対1の喧嘩に勝ったと豪語するも、オーディションで失神した、通称”10人ニキ”は、そのキャラクターと独自の面白さで話すだけで爆笑を巻き起こすようなポジションとなった。逮捕歴のあるこめおも「BreakingDown」を皮切りに、もともとの料理人という素顔を見せ、彼のショート動画は100万再生超えを連発。
圧倒的強さで『BreakingDown5』からファンを急増させた飯田将成は、彼が過去に投稿した動画「キャラ弁の作成動画」などギャップがさらにファンを魅了し、再度再生回数が伸びている。
番組化に伴い、それぞれの出演者自身にもファンが付きはじめ「あの人が出るなら、BreakingDownを見よう」という、視聴者の流れも完成した。YouTuberとして、圧倒的な戦略で市場を席巻する朝倉未来。BreakingDownはもちろん、今後展開される新たな企画にも、大きな注目が集まっている。