『今日好き プーケット編』いくあすカップルインタビュー “人生初の恋人”ができた気持ちと成立の裏側

 現役高校生たちが2泊3日の修学旅行に飛び出し、運命の恋を見つける恋愛番組『今日、好きになりました。』(ABEMA/以下:今日好き)。10月10日に最終話を迎えた『プーケット編』では、いくせい(瀬戸郁成)×あすか(清水あす香)の“いくあす”カップルが新たに誕生した。

 第1話からあすかが手痛い失恋をするなど、衝撃的な幕開けとなった『プーケット編』。今回の旅を最も盛り上げ、最もキュンとさせたと評しても過言ではないお似合いカップルだが、2歳という年の差に反して、あすかはいくせいを「年上だとはあんまり感じていない」のだとか。そんなふたりと一緒に、今後の関係性が長続きしていく秘訣を考えてみた。(一条皓太)

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「いくせいくんに誘われた瞬間からもうずっと大好きでした」(あすか)

ーー今回の旅は、タイ・プーケットが舞台になりました。実際に訪れてみての感想は?

いくあす

いくせい:(しばらく考え込みながら)プーケットは……タイ、って感じでした。

あすか:あはははっ(笑)。

いくせい:ごはんにパクチーが入っていたり。同じアジアの国なので日本と似ている部分もありましたけど、スクーターの2人乗りを見たときはさすがに衝撃だったよね(笑)。

ーーいくせいさんのプーケットへのイメージが斜め上すぎました(笑)。オンエアを視聴するなかで初めて気がついたことはありますか。

いくせい:初日の“ゾウ乗り体験”が、考えていた以上に僕らのターニングポイントになっていたことですね。直前に悲しい出来事があったとは少しだけ聞かせてくれていたんです。ただ、そら(中野蒼空)に想いを伝えて、その上でフラれたとまでは知らなかったので。

あすか:とはいえ、いくせいくんは私ともあ(白石萌愛)からアプローチをされていたけど、最終日とかびっくりするくらいヤバかったよ。もうめちゃくちゃ悩んでた(笑)。それに、もあもあんなに気持ちを伝えているとは思っていなかったし。

いくせい:あすかちゃんはそもそも、僕がもあちゃんからプレゼントされたチェキやペンダントなんて、存在からして知らなかったよね。驚いても仕方ないよ。

ーーなにはともあれ、おふたりは晴れてカップルとして結ばれているので。結果オーライかと!

あすか:まぁ、たしかに!

ーーところで、いくせいさんは旅の序盤、過去に好きな人を振り向かせるためにダイエットに励んだというお話をしていました。もちろん、そうした努力を包み隠さないのは素敵だと前置きしつつも、自身の辛い過去を明かすことなくカップル成立も目指せたはずです。

いくせい:あのエピソードは、自分が『プーケット編』からの新規メンバーだったから打ち明けられたんです。どんな人間なのかを知ってほしかったんですよ。でもたしか、あすかちゃんにしか話してなかったのかな。

ーーなぜあすかさんだけに?

いくせい:旅の初日に“ゾウ乗り体験”をして、カップルとして結ばれるかもしれないと、すごく運命的なものを感じたんです。あとは当時、あすかちゃんはこのままだとそらの方を選んでしまうだろうなと不安で。それにも関わらず、「あすかちゃんだけが気になる」とは恥ずかしくて言えなかったんですよね。なので、僕の本心を察してほしい意味合いもありました。

あすか:でも、そこまで深い話をしてくれたから「今回こそは幸せになれるかも」って考えていたよ。

ーーそれでは、そらさんへの失恋を引きずることはなかったのでしょうか。

あすか:なかったです。いくせいくんとの初2ショットのときには、もう気持ちに区切りをつけていました。少し言葉が強いですけど、あのままそらくんにアプローチを続けても、お互いにとって時間がもったいないと思ったんですよ。

ーーその決断は、いくせいさんの優しさにさらに後押しされたものかもしれませんね。では、この人を彼氏にしたいと決めた瞬間は?

あすか:それもゾウ乗り体験のときです。花くじの結果が出て、いくせいくんに誘われた瞬間からもうずっと大好きでした。

ーーあくまでいち視聴者としての意見ですが、おふたりは波乱万丈こそありながらも、最後には結ばれるのだろうなとオンエア当時から感じていましたよ。

あすか:ふふっ(笑)。なんかこういう話って面白いよね。

いくせい:うん、すっごく面白い(笑)。実際に観ている方の意見を聞くのは今日が初めてだからね。

ーーありがとうございます。いくせいさんにも、あすかさんを彼女にしたいと決断した瞬間を教えてほしいです。

いくせい:最終日の“最後のアピールタイム”で、あすかちゃんからウィッシュリボンをもらったときですね。「だいすきな人と制服ぞうさんデートに行けますように。」って書いてあったんですよ。そのとき、もあちゃんには“してもらうこと”、あすかちゃんとは“一緒にすること”が多かったなってふと感じて。なにかを一緒にすることの方が記憶には強く残るし、そうした思い出をこれからも作っていきたいと、あすかちゃんを見ながら思えたんです。そこで改めて、あすかちゃんのことを好きになりました。

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