ドラム式洗濯機をアクアリウムに変えてしまう 海外YouTuberの奇妙な企画が話題に

 女性が運営するアメリカのYouTubeチャンネル「Aquarium Info」(チャンネル登録者数206万人)が、洗濯機を水槽に変えてしまう奇妙な動画を投稿した。該当の動画は、2022年10月1日公開の「I Transformed My Washing Machine into a Fish Tank」だ。

I Transformed My Washing Machine into a Fish Tank

 奇妙な水槽を作るために、まずは洗濯機の部品を解体し、内部の部品を取り出す。今回水槽に変える洗濯機はドラム式で、中をのぞける箇所がドアしかなく、これでは水槽と呼ぶのは難しい。そこで、正面から見て洗濯機の右面を電動工具で長方形に切り抜き、アクリルガラスを取り付けた。そうすることで、洗濯機の中が見やすくなり、水槽らしい見た目に変わっていった。また、洗濯機のドアを開けて水槽の水が漏れてしまうことを避けるために、ドアの内側にもアクリルガラスを取り付ける。そして一度解体した部品を再度取り付けることで、水槽の表面が完成した。

 観賞用の水槽として見た目を美しくするため、内部に土を入れたあと、500ドル(約72,000円)分の植物を購入する。水槽内部の植物を充実させることで、実に美しい水槽に仕上がった。次に、水槽の中に入れる魚を決めなくてはならない。そこで、目を付けたのが「エンゼルフィッシュ」だ。大きなヒレで泳ぐ姿が天使に例えられたエンゼルフィッシュは、観賞用の熱帯魚として人気が高い。

 実はこちらの水槽は、アメリカのとあるコインランドリーに設置された。コインランドリーへ水槽を移動させて設置し、70ガロン(約264リットル)を超える大容量の水を投入する。そのまま数週間置いておくことでタンク内の水を循環させ、そこにエンゼルフィッシュを投入することで、美しくも奇妙な水槽は完成した。この洗濯機に明かりが照らされると、非常に美しい水槽となっている。

 数多く並ぶコインランドリーの洗濯機の中に、自然にこの水槽が置いてあり、一見気づかない。しかし、とある女性が気づき、とても驚いた様子だった。実は企画として、最初にこの水槽に気づいた女性には、賞金の500ドル(約72,000円)が与えられることになった。コメント欄でも「洗濯機を水槽に変えるとどうなるのか気になっていたので、実現してくれてありがとう」「この水槽の製作に相当の動力を費やしたのは印象的だ」と、賞賛の声で埋めつくされている。

 本動画はテンポよく進み、また英語が苦手な方でもわかりやすい内容となっている。気になる方は、この機会にぜひ視聴してほしい。

関連記事