実写版『スーパーマリオブラザーズ』がプレイできるように? YouTuberがクオリティの高い予告編を公開
2023年に公開予定のハリウッド映画版『スーパーマリオブラザーズ』のキャストが発表された。マリオ役のクリス・プラットが慣れ親しんだゲームのイメージと合わなかったことで米国のゲーマーは混乱。しかしあるビジュアルアーティストはプラット版マリオが暴れまわるキノコ王国を構築するインスピレーションを得たようだ。
YouTuberの「Re-Imagined Games」は、スーパーマリオブラザーズのリメイク版のゲームを制作し、予告編を公開した。使用したのはEpic Games社のゲーム開発用エンジン『Unreal Engine』。予告編を観る限り、ゲームに必要なあらゆる要素が見事に再現されている。リアルなノコノコ、浮遊するブロック、きらめくコイン、そして象徴的な土管だ。唯一欠けているのは、映画に登場する予定のジャック・ブラックの体がクッパに変身したキメラ的な怪物だ。予告編では黄色いブロックとして表現されている。
動画に説得力を持たせるために、渋い声で映画を酷評する予告編風の動画が人気のYouTubeチャンネル「Honest Trailer」のナレーションを担当するジョン・ベイリーを模倣したAIボイスボットを使って、予告編のナレーションを担当させているのも見所だ。
Re-Imagined Gamesはゲーム開発経験はゼロの状態からUnreal Engineを学び、3ヶ月をかけて公開されている状態までゲームを作り上げたそうだ。予告ではどの部分の制作に苦心したかを語っている。
『スーパーマリオブラザーズ』のキャスティング発表後、米国の多くのファンは好きな作品がイメージ通りにならない可能性に落胆している。一部のファンはプラットの参加によって、マリア特有の「イタリアアクセント」がなくなることを危惧しているそうだ。映画に納得がいないファンも、無口なプラットが活躍するリメイク版のゲームは楽しめるだろう。あとは任天堂に見つかってしまわないことを祈るばかりだ。
(画像=YouTubeより)
〈Source〉
https://kotaku.com/chris-pratt-super-mario-bros-movie-trailer-unreal-engin-1849603472
https://youtu.be/aNTCsFewP2I
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