EV業界最大規模約200億円の買収? 米スタートアップ企業がつくりたかった車とは

米スタートアップが200億円の買収でつくりたかった車

 米国カリフォルニア州の自動車メーカーMullen Automotiveは9月8日、同社と同じ2014年に創設されたEV(電気自動車)のスタートアップBollinger Motors(ミシガン州)を買収したことを発表した。

Mullen + Bollinger (with history) – BOLLINGER MOTORS

 株式の60%を1億4820万ドル(約200億円)で取得したことにより、課題となっていた資金繰りの目処がたった。これにより2015年にプロトタイプを発表したものの保留となっていたスポーツユーティリティトラック『Bollinger B1』と『Bollinger B2』生産のゴーサインが出た。

 ゴツゴツとした箱のようで外観からして非常に独特な、豪快かつ優雅なデザインだ。こだわりは内部パーツの細部にまで及んでおり、バッテリーパックも内製化し、開発に6年もの歳月を費やしてきたという。その間は、商用EVトラックの生産に集中していた。

 Mullen AutomotiveのCEOであるDavid Michery氏は「EV業界でこれまでの最大規模の買収であり、需要の高い商用EV分野に進出するまたとない機会」と述べ興奮した様子。

 従来の内燃エンジン車と異なり、EVはコンポーネントを組み合わせることで比較的、容易に製造が可能になっている。そのため近年、世界各地で多くのEVブランドが勃興している。

 これまで自動車業界では世界規模での再編・統合が進んできた。この先、EV市場でも独自の強みを持った零細ブランドを資金力のある企業が買収するという動きが加速するかもしれない。

 一方で、Bollingerのようにエッジの効いた車が、道行く人々の注目を浴びるという現象は普遍的なものだろう。

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(画像=YouTubeより)

(source)
https://www.theverge.com/2022/9/8/23342674/bollinger-mullen-ev-truck-acquisition-b1-b2
https://electrek.co/2022/09/08/mullen-claims-majority-stake-in-bollinger-motors-will-revive-b1-and-b2-ev-trucks/

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