『今日好き セブ島編』こたあやカップルインタビュー 気持ちが動いたきっかけは“キーホルダー”?
現役高校生たちが2泊3日の修学旅行に飛び出し、運命の恋を見つける恋愛番組『今日、好きになりました。』(ABEMA/以下:今日好き)。8月29日に最終話を迎えた『セブ島編』では、こたろう(蓮池虎太郎)×あやね(福間彩音)の“こたあや”カップルが新たに誕生した。
前回の『小夏編』から続く複雑な三角関係に終止符が打たれると同時に、こたろうの旅も一時は終わったようにも思えた。失恋直後には、空元気で誰よりも場を盛り上げていたこたろう。そんな彼の傷をそっと癒したのが、旅の冒頭から一途な想いを伝え続けていたあやねだった。
『今日好き』は2泊3日の旅。それでも、こたろう曰く、彼女との現在の関係性は「実質的に1泊2日……いや、1日くらい」で決断したものだという。番組史上、カップル成立後の未来予想図がまだまっさらな状態。そんな“これから”が楽しみすぎるふたりの、始まりの瞬間を切り取るようなインタビューとなった。(一条皓太)
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「旅の途中はもうかなり諦めモードに」(あやね)
ーーこたろうさんは継続メンバーですが、『小夏編』を終えて『セブ島編』に参加するまで、どんなことを考えていたのでしょう。
こたろう:じゅり(三浦寿莉)のことだけをずっと考えていました。『小夏編』でも最終的に告白されたかったのはじゅりだったのでその気持ちが残っていて。僕自身、恋愛経験が少ないので、どんな言葉をプレゼントしたら彼女が喜んでくれるのかがまったくわからなかったんです。本当にずっと悩んでいました……サウナで。
ーーサウナ、好きなんですね(笑)。
こたろう:もう大好きなんです。自宅から近い銭湯に週3ペースで通っています。そこで「じゅり、セブ島編に来てくれるよな〜」なんて考えていました。
ーーそんなこたろうさんの葛藤を事前に知っていたかと思いますが、あやねさんがこたろうさんを気になったきっかけを改めて教えてください。
あやね:最初は本当に“話してみたい”という想いだけだったんです。ただ今回、男子側は旅の途中でいつでも告白をしてよいという新ルールがあったので、こた(こたろう)がいつ旅から抜けてしまうかわからなかったんです。それと、彼がじゅりにアタックしている姿を見て、“私が動かないと何も変わらないんだ”とも思わされて。そこからはもう、積極的にアタックするようになっていました。
ーーゆうじろう(上野裕次郎)さんとじゅりさんを含めた“三角関係”を崩すのは、なかなか至難だったと思います。それでも臆することなくアタックを続けられた理由は?
あやね:兄弟がいるからなのか、昔から負けず嫌いな性格なんですよ。曲がったことが嫌いで、だからこそ自分自身も正直に、素直に行動しないと筋が通らないなって。もちろん、じゅりたちには申し訳ない想いもありましたが、自分が後悔しないよう、“こたにキモチを伝えなきゃいけない”くらいに考えていました。
ーー努力が報われず、めげる場面も?
あやね:もちろんありました! 旅の途中はもうかなり諦めモードに。でもやっぱり、それは自分らしくないなとも。
こたろう:あや(あやね)の不安だったり、一途な想いはずっと伝わってきていたよ。僕自身、彼女の想いに応えられないと考えていたんですけど、あやはそんな消極的な部分すら乗り越えてくるときがあって、正直にいうとそれが衝撃的すぎた。人生で初めての経験だったから、あやのキモチをわかってあげられなかったんだよね。オンエアを見てようやく納得したよ。