10人ニキ、DJ社長に負けた罰ゲームで青髪に 『BreakingDown』最弱男の快進撃はまだまだ続く

 「1対10の喧嘩で勝った」と豪語する「10人ニキ」こと、格闘技歴なしの23歳・鈴木大輔が、格闘技大会『BreakingDown』でDJ社長に負けた罰ゲームとして、青髪にする模様を生配信した。

俺に負けた10人ニキに今からケジメ付けてもらいます。

 朝倉未来が考案した「1分1ラウンド」の超短期決戦をコンセプトとする『BreakingDown』。その第4回大会のオーディションで「武器を持った10人を1人でボコボコにした」と武勇伝を披露した鈴木は、直後のテストマッチにてわずか数秒でK.O負け。以来「喧嘩10人に勝ったニキ」略して「10人ニキ」の異名を取り、ネットの人気者となった。

 続く第5回大会オーディションのテストマッチでも瞬殺され、『BreakingDown』最弱説が囁かれるようになった10人ニキ。そんな彼に名誉挽回のチャンスが訪れる。朝倉のYouTubeチャンネルで生配信される8月16日開催の『BreakingDown 5.5』で、音楽グループのRepezen Foxx(旧元レペゼン地球)のDJ社長と対戦することが決定したのだ。

 試合当日、両者は激しい舌戦を展開。DJ社長がリングサイドに彫師を従えて「負けたらその場で『10人ニキ』というタトゥーを入れる」と宣言すれば、10人ニキも「『DJ社長に負けた』というタトゥーを腕に入れる」と応酬した。さらにこの試合はDJ社長の提案により、どちらか一方が倒れるまで続行するラウンド無制限のデスマッチとして実施されることになった。

 試合結果は、DJ社長の4ラウンドTKO勝ち。これにて、10人ニキの腕にタトゥーが彫られることになったのだが、DJ社長は恩情で「俺のおしっこ飲むかタトゥー入れるか選んでいいよ」と二択を提示した。10人ニキは前者を選んだのだが、さすがにそれは生配信できないという空気になり、結局、その場での罰ゲーム執行はナシになった。

 罰ゲームの後日談は8月26日、Repezen FoxxのチャンネルでDJ社長と10人ニキによって行われた生配信の中で語られた。DJ社長によると、『BreakingDown 5.5』後の打ち上げで、10人ニキと話し合い「尿を飲むのはYouTubeのコンプライアンス的にどうなのか?」となり、そこで、10人ニキの髪色をDJ社長と同じ青に染めるという落としどころに至ったようだ。生配信では、10人ニキの黒い短髪が真っ青に染められ、DJ社長に寄せるべく、青色の長いエクステも装着されていた。

 こうして無事に平和的に終わった10人ニキへの罰ゲーム。それにしても、特筆すべきは、10人ニキの成り上がりぶりだ。朝倉未来にスター性を見出され、先日は顔が似ていると話題のフィッシャーズのシルクロードと共演し、そして今回、DJ社長と一緒に生配信を行ったわけだから、大物YouTuberからの愛されぶりがすごい。生配信の中では、少し前まで80人ほどしかいなかったYouTubeチャンネルの登録者数が、『BreakingDown』きっかけで急上昇したと話しており、さらに生配信中には登録者10万人も達成していた。負けるほどに伝説を作り、見る者を笑顔にする10人ニキ。『BreakingDown』最弱男の快進撃はまだまだ続きそうだ。

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