『楽天ラクマ』「リユース品の利用における意識調査」の結果を発表

 楽天グループ株式会社(以下「楽天」)は、フリマアプリの『楽天ラクマ』において、「リユース品(中古品)の利用」に関する意識調査をインターネットで実施し、結果を発表した。

 今回の調査は、年7月22日から7月25日の4日間、『楽天ラクマ』ユーザーの26,332人が対象。調査の結果は以下の画像のようになった。




 

  カテゴリごとに売却理由を分析すると、リユース品を売却するメリットがそれぞれ異なることがわかった。「レディースファッション」カテゴリにおいては、「実際の物が、思っていたイメージと異なったから」の理由が最も多かったことから、買い物に失敗した際に気軽に売れることがメリットになっていると考えられる。「エンタメ/ホビー」カテゴリでは「捨てるより、売った方がお金になるから」の理由が最も多く、本やゲームを利用し終わったから売る、というフリーコメントも多く集まった。また「推しや趣味が変わったから、アイドルグッズを手放す」という回答もあった。「キッズ/ベビー/マタニティ」カテゴリを選んだユーザーの理由は「サイズアウトしたから」が6割以上と最も多い結果となっている。使用期間が限られる子供服やマタニティ服・グッズは、自身や子供が使い終わったら他の人に再利用してもらいたい、と考えるユーザーが多いことがわかった。

 本調査により、二次流通で購入したリユース品が再売却されて、複数回に渡る取り引きが発生している三次流通が活発になっている実態が明らかとなった。また、リユース品を商品状態に応じて何度も売り買いすることに抵抗がないユーザーがフリマアプリやリユースショップの利用者の中に一定数いることによって、物が人から人へと循環していく意識が構築され、フリマアプリとリユースショップを介して三次流通、四次流通をも生み出していると考えられる。

関連記事