“ととのう”が可視化? デジタル×エンタメの新感覚プライベートサウナ「RED° E-SAUNA UENO」に行ってみた。

 「サ活」という言葉が誕生するほど、人気を集めているサウナ。昨今では老若男女を問わず楽しむ人が増えているという。そしてサウナ激戦区である上野に新感覚プライベートサウナが登場。今回はその「RED° E-SAUNA UENO」を体験してきた。

「RED° E-SAUNA UENO」とは

 本施設は「“ととのう”を科学する。」をテーマに、上野に2022年4月29日オープンしたプライベートサウナである。東京タワー内のesportsパーク『RED゜TOKYO TOWER』に続いてRED゜ブランドが第2弾として手がけている。「NEXT JAPAN」をテーマに、日本の esports・エンタメカルチャーを拡張し、人々の心の “温度” を上げていくことを目的に推進する『RED゜』のコンセプトを踏襲。最先端のテクノロジーを駆使し、デジタル×エンタメによるゲーム要素を盛り込んだサウナ体験を楽しめる施設だ。

新感覚ポイントその1「TOTONOU BAND」

 なんといっても、特徴的なのが「TOTONOU BAND」。

 この専用ブレスレットを装着しサウナに入ることで、“ととのう”を可視化することができるのだ。心拍数を主とした数値を計測してその情報を元に、RED°E-SAUNA UENO独自のアルゴリズムで、“ととのう”を1〜100点で数値化される。点数はランキング化され表示されるのでちょっとしたゲーム感覚で競い合うこともできる。
※「ととのうバンド」は利用料金に含まれており、誰でも利用可能。

新感覚ポイントその2「デジタル空間な個室」

 フロアは男女別になっていて、一部屋2人まで利用できる。室内には大型モニターが設置されており、サウナに入りながらNetflixやYouTube、Huluを視聴できる。またスピーカーはBluetooth接続が可能で、好きな音楽とともに最高の“ととのう”が体験できる。

 セルフロウリュも可能で、自分のタイミングで湿度・温度が調節できるのは嬉しいポイント。受付で専用アロマの貸し出しも行っており、香りは月ごとに変わるのだという。体験した際はベリーを使用してみたがフレッシュかつ甘い香りでとても良かった。

 こだわりの水風呂には冷水浴槽が設置。水温を15度に保つため、浴槽は空の状態になっているので部屋についたらまず水をためるのが効率よく楽しむコツ。サウナ室からの導線が素晴しく、その距離はわずか1歩。サウナー達の間で“神導線”だと話題になるほどだ。浴室は黒を基調としたデザインになっており、スタイリッシュで高級感があった。写真映えも非常に良かった。個室だからこそ、撮影も気兼ねなく楽しめそうだ。

 室内にはさらに内気浴のできるチェアも。サウナと水風呂で自分だけのととのいを存分に味わい、ここで心地よさに浸ることができる。

 アメニティも豊富で、dysonのドライヤーや洗顔、クレンジングも一式揃っているので手ぶらで来ることもできるだろう。

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